マダガスカルには多くの魅惑的な、エキゾチックな、珍奇な植物が多い。動植物含め特徴的な固有種が多い。家庭で育てやすいサイズ、比較的流通をしているマダガスカルの植物の紹介
マダガスカルとは
マダガスカルのイメージ。バオバブの木。鳥類なども半数がマダガスカル固有種だったりなぜその様になっているかは詳しくはわからない。”21世紀現在でも野生生物種の90%以上が固有種という、生物多様性にとって重要な場所である。”だそうだ。南アフリカより北東に位置する。日本の約1.6倍の面積を持つ島国。
南半球であるため、日本とは季節が逆になる。また日本よりも赤道に近く、南アフリカよりも赤道に近い。比較的温暖な気候。日本より面積があり山脈もあるためマダガスカル原産といっても場所によって気温、降雨量が異なる。
マダガスカルの植物の紹介
比較的流通をしている多肉植物や家庭で育てやすいこのブログで扱っている植物の紹介。
ユーフォルビア・ビグエリー(Euphorbia viguieri)
まだ実生1年生のため開花していないが、赤い花を咲かせる。幹からは葉っぱとトゲがでて特徴的な容姿。あまり大きく育った株は見かけないが種から育てやすい。
アデニア・ペリエリ(Adenia perrieri)
葉の模様が非常に美しい。塊根部を形成する。あまり国内実生株は見当たらず輸入株の流通がある程度で若干入手しにくい。雌雄別体だと思うのと流通量が少ないので種を見かけない。
アロエ・カスティロニアエ(Aloe castilloniae)
比較的最近に発見されたアロエ。濃い地肌に赤色のトゲのコントラストが美しい。群生しやすく株分けで増やすことができる。
ユーフォルビア・フランコイシー(Euphorbia francoisii)
葉の模様が特徴的。葉の模様を楽しむために園芸品種として出回っている。幹の部分はトゲがあり塊根を形成する、葉の模様が美しく、花も付きやすく楽しめる。よく出回っている。
センナ・メリディオナリス(Senna meridionalis)
マメ科で休眠運動のような動きをする小さい葉っぱが可愛らしい灌木(低木)。枝の部分に塊根を作る。あまり出回っていないが挿し木で増やすことができる。
パキポディウム・グラキリス(Pachypodium rosulatum var. gracilius)
みんなだいすき、パキポディウムの代表種、グラキリス。ぽってりとした塊根が可愛い。人気種のため輸入株が出回っている。また種の入手性もよく実生もしやすい。実生株は丈夫。
パキポディウム・ホロンベンセ(pachypodium horombense)
小さい時はグラキリスと見分けがつかないが、ぽってりとした塊根が可愛い。種の入手性は比較的よい。輸入株はグラキリスほど人気がないのか多くは見かけない。
ユーフォルビア・花キリン(Euphorbia milii)
トゲのある幹と葉っぱ。そして花つきがよく育成環境を飾ってくれる。少し大きめの園芸店で販売されている。交配も多くされているようで園芸種で多様性がある。園芸店などでは300円などで販売されている。入手性が非常によく希少種ではないがとても楽しめる。
ユーフォルビア・サカラハエンシス(Euphorbia sakarahaensis)
マダガスカルのサカラハが原産。ハナキリン系のユーフォルビアで幹にトゲがあり、薄く細長い葉っぱが特徴。
ユーフォルビア・ステノクラーダ(Euphorbia stenoclada)
マダガスカル全域に生息している。太いトゲのある幹が特徴。耐寒性があり半日陰から直射日光下まで許容して比較的育てやすい。挿し木で増やすことが可能。大きく成長する。国内の園芸店などでもたまに2m程度まで成長した株を見ることがある。
アローディオプシス・マルニエリアーナ(Alluaudiopsis marnieriana)
マダガスカルの固有種。アローディオプシス属。トゲの付いた枝に多肉質の小さな葉が可愛らしいです。
デカリア・マダガスカリエンシス(Decarya madagascariensis)
マダガスカルの固有種。デカリア・マダガスカリエンシスは1属1種でトゲの付いたジグザグの枝に小さい葉が可愛らしいです。
マダガスカルの現地の様子をflickrで楽しむ!
flickrはまだまだ世界で使っている方が多いと思います。最近は各種SNSでの投稿が増えているとは思いますが。マダガスカルの現地の写真を紹介しているアルバムをいくつか紹介したいと思います。スマートフォンからだとちょっと動作が怪しいですがこのページ上で横スクロールできます。画像をクリックすると投稿した方のアルバムへ。