パキポディウム・ホロンベンセの実生、成長記録(更新中)

       

マダガスカルの塊根植物として人気のあるパキポディウムのパキポディウム・ホロンベンセ(pachypodium horombense)の種を海外から輸入して2016年に実生を行いました。その報告と育て方などを紹介しています。

パキポディウム・ホロンベンセの実生の記録(2016年6月26日〜)

パキポディウム・ホロンベンセの実生の様子

2016年7月13日に撮影。播種から約15日。輸入種に関しては発芽率が非常に悪い場合がある。古くなると発芽率が非常に下がるようだ。またカビなどもでる。発芽させる方法はいくつかあるとおもうが今回は最初に水に数日つけて水分を吸ったら用土に植え込んだ。植え替え(鉢上げ)を数年はしない前提で通常の用土(腐葉土+赤玉土+鹿沼土を1:1:1程度)に植え込んだ。

その鉢を腰水で管理する。

パキポディウム・ホロンベンセの実生の様子2

2016年8月7日に撮影。葉っぱの枚数が順調に増えてきている状態がわかる。腰水をやめるタイミングが難しいがまだ水涸れさせたくないので温度が高い状態だがそのままの状態を維持した。今後塊根部分になる部分が木化していない状態だとどうしても水涸れに弱そうなイメージがある。

パキポディウム・ホロンベンセが秋口に落葉

2016年11月1日に撮影。幹が木化してきたタイミングで腰水を切った。11月頃気温が10度を切ってきたあたりで室内に取り込んだ。実生しているグラキリスは落葉しないがパキポディウム・ホロンベンセの実生はこのくらいから落葉を始める(これは例年同じ時期です)

ただしこの時期の水やりが難しく水やりをやらないと幹が細ってきます。冬までに幹を木化するくらいまでは成長させたい。木化しない場合は落葉しない傾向があるので暖かくして水やりを行う。徐々に水やりを減らしていく。

パキポディウム・ホロンベンセの落葉の様子2

2016年12月18日に撮影。ほとんど落葉してきたので湿る程度の水やりでここからほぼ断水状態で来春に動き出すまで水をやらないようにする。ただ冬でも幹が細ってくる。あまりにも細ってくる場合は温かい日にごく少量の水を与える。与えない場合、他の鉢だが渇死してしまった株があった。ただ水をあげすぎると今度は根腐れを起こす可能性があるので難しい。

無事に越冬をし、新芽が出てきている様子

2017年5月6日に撮影。4月頃になると葉っぱが出てくる。冬に休眠する植物の1年目の越冬が緊張するが無事4株ともに越冬できてよかった。自宅の環境では他の休眠しているパキポディウムよりも遅めの葉の展開になった。幹が細くなるくらいまで水やりを控えたほうが良さそう。休眠あけも水の管理が難しい。

パキポディウム・ホロンベンセ、冬を越して2年目の様子

2017年7月29日に撮影。旺盛に成長してくれている。また春先に比べて塊根部分が太くなってきていることがわかる。葉の成長とともに塊根部分(幹)が太くなる。

パキポディウム・ホロンベンセの2年目の様子

2017年9月30日に撮影。2年目のシーズンも終わりに差し掛かる。塊根部分が結構太くなってきたことがわかる。まだこの段階だとパキポディウム・ホロンベンセらしさは出ていないように思える。見方を変えるとパキポディウム・グラキリスと変わらない印象。新しい枝などもまだ出ていない。

パキポディウム・ホロンベンセ、2年目の冬も無事に越冬したが

2018年5月26日に撮影。やはりパキポディウムの中では一番遅くに休眠から醒めた。なお再掲になるが下記の関連コンテンツのように水やりが影響で2018年は2株、休眠から醒める時に枯らしてしまった。手前の2株が先に成長をはじめたのに合わせてしまった。手前の2株は無事に休眠から醒めて成長をしている。

パキポディウム・ホロンベンセの根の状態

2018年7月1日に撮影。強風により他の植物と一緒に鉢が落下してバラバラになってしまった。この高温多湿の時期に植え替え作業というのは本当にやりたくないができる限り根を崩さないように、根にできる限り負担をかけないように用土に植え替えた。

アイリスオーヤマのゴールデン培養土(観葉植物用)と赤玉土(小粒)、桐生砂を2:1:1で混ぜ合わせた感じに。他のパキポディウムもそうだが、従来よりも有機用土としてゴールデン培養土の割合を増やしてみている。

パキポディウム・ホロンベンセの植え替え後の写真

2018年7月13日に撮影。植え替え後も特に株は弱ったりはせずに元気に成長しているように見える。植え替え後水を切っていたがダメージを受けてなさそうなのと塊根部分が萎れてきたので水をあげた。きちんと水を吸ってくれたようだ。

パキポディウム・ホロンベンセの高温障害の写真

2018年8月7日に撮影。今年の夏は例年に比べても厳しい夏。流石に直射日光が厳しいのか高温障害のような症状が出た。場所を移動して日照時間が半分程度、木漏れ日の下で休憩してもらうことにした。

下記の記事に高温障害について記載しています。

2018年10月5日に撮影。前回撮影から約2ヶ月経過。高温障害のような症状が出てから成長を一切していない。また幹の状態を確認すると水涸れのようすもないので水も吸っていないのだろう。こういう状態で灌水(水やり)をすると根腐れをする可能性があるので水を切っている。

今年はこのまま温度が下がり落葉してしまうのではないかとはおもう。→その後落葉して動かなくなってしまった。

2019年無事に成長を再開してくれたパキポディウム・ホロンベンセ

2019年5月31日に撮影。秋口からずっと葉がない状態だったが、無事に葉がでてきてくれた。なお右の鉢は上からの落下物で押しつぶされてしまって根にダメージがでてしまったからか、成長が左の株と比べると遅い。パキポディウムは根張りが重要ということがわかる

2019年8月11日に撮影。今年も8月に入って梅雨明け後、毎日ベランダは35度近く。夜になっても30度を下回らなく若干葉の色が薄くなってきた気がしたので、普段真冬以外は植物を室内に取り込まないが、この2鉢だけは取り込み。1年前に比べると若干大きくなったかなあという感じではあるが旺盛に成長している感じではない。水を与えないとすぐに萎れるし、他の株よりもフォローしてあげる必要がありそうだ。

 

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