googleレンズで植物を認識させてみた。正誤は…?

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2018年11月からGoogleレンズがGoogle公式端末以外でも対応した。「Googleアシスタント」「Googleフォト」経由で利用できるとのこと。11月にGoogle Pixel3を購入してカメラアプリにGoogleレンズが搭載されているので育てている植物をGoogleレンズでチェック

Googleレンズで少しマイナーな植物をチェックしてみる!

利用している端末はGoogle Pixel3です。9つの植物をチェックしてみました!!

パキポディウム・デンシフローラム

さて個体としては識別された。落葉したパキポディウムで、まあパキポディウム属まで認識してくれたら良いんじゃないかなと。ただ大株と子株では容姿が若干違うので難しいが植物が好きならば明らかにパキポディウムである。

うん?サボテンのCylindropuntia属。確かに似ている。2番目にトウダイグサ属、まあ確かにトゲがある植物は多い。そしてサボテン。残念である。

パキポディウム・グラキリス

ちょっと葉っぱが多くて、塊根部分が見えにくいので特徴的には難しいかもしれない。でも植物好きが見るとどうみてもパキポディウム・グラキリスだろうか!

惜しい。アデニウム属がおりますね。やはりトゲの部分でユーフォルビアに認定しているのだろうか。ローレルジンチョウゲは聞き慣れなく調べると有害指定された毒性の強い植物とのこと。

サービスショットだ。自宅でもっともパキポディウム・グラキリスっぽいのは既に落葉してしまっているので、葉っぱがぎりぎり残っている自宅で2番目にパキポディウム・グラキリスっぽい株

ハゼラン属。葉っぱから判断だろうか。3番目にバオバブ!同じマダガスカルの仲間!惜しい。4番目は隠れているがアデニウム属。こちらも惜しい。

Billbergia vittata ‘Domingos Martins ‘

出処は不明なBillbergia vittata ‘Domingos Martins ‘ 。ビルベルギアの特徴は一通り抑えているんじゃないかと。あまりこの容姿の植物って他にはいないのでもしかしたら…と期待する。

いい感じのサボテンを拾ってきましたね!2番目にツツアナナス属(ビルベルギア属)正解。開花していたらもっと一致率は高いのかな。やはり属までしかいけないか。というかそもそもこれを「植物である」と認識している時点ですごいなあと思わなければいけないのだがテクノロジーの進歩は我々の感動を鈍くさせてしまうのか?

アロエ・カスティロニアエ

冬なので色味が鮮明ではないけれども、幅がやや狭めで肉厚。鋸歯がまばらで先端が若干赤いのが特徴のマダガスカル原産のアロエ・カスティロニアエです!アロエが好きな人は見てわかる種類でしょう!

2番目にアロエベラ。一応アロエかもってくらいは識別してくれたかな。Googleさん、リュウゼツラン属はもう少しロゼットを形成しますよ!

ユーフォルビア・フランコイシー

ユーフォルビア・フランコイシーは園芸品種的になり葉の色が多様性あるので識別厳しいかな。これも植物が好きな人が見たら、フランコイシー。独特の葉脈と硬質そうな葉。

物販ページに繋がる。観葉植物認定でしょうか。チェックしたときの丸いマークの色でなにか変化しているのだろうか。残念ながらかすりもしなかった!でも葉っぱが特徴であるということは判断してくれたように思える。

カラテア・マコヤナ

葉っぱの模様が独特で美しい、カラテア・マコヤナ。これも明らかにカラテアで明らかにマコヤナです。同じカラテア属か、アグラオネマ属あたりが引っかかってくれると嬉しい。

惜しい。でもクズウコン科には代わりはないので正解といえば正解だろうか!この荒ぶった感じというか綺麗に仕立てていない状態でもちゃんと植物として認識して葉っぱの特徴を捉えたとも言えるね。

アグラオネマ・ピクタム・トリカラー

わかりやすい。迷彩柄の植物なんてそんなに世の中には居ない。アグラオネマ・ピクタムの3色柄が比較的きれいに出ている株。

なんとなく惜しい。サトイモ属という認識であれば間違いではない。

パキラ

サービスショット。正解は「水枯れ気味のパキラ」です。多肉植物中心に育てていて基本水が少なめの我が家。観葉植物には若干可愛そうな環境でありますが水少なめでも元気に育ってくれています。2-3年に1回大きな剪定をしています。

わかりにくかったかなあ。水を与えてもう少しパキラっぽくしてから撮影したほうがよかったかなあ。

アガベ・マクロアカンサ

ラスト。一番わかりやすいアガベを選んでみました。やや細くて肉厚の葉がロゼット状に育ち美しいアガベ・マクロアカンサです。鋭利なトゲ(鋸歯)もかっこいい植物。

一応リュウゼツラン属(アガベ属)認定は無事されたようです。属までは概ねあっているので75点!!って感じでしょうか。

Googleレンズで植物判定

植物園や野草などではまだまだ使えないかなとはおもうものの、植物名で画像検索するとかなり精度はよいので、名詞のデータベースと検索結果の画像認識で機械学習を行えば今後格段に精度が上がるのではないかと思います。

ただ途中にも書きましたが、全て「植物」としては認識しているし、まったく検討違いの結果を出したわけでもないというのはすごいなと思う。今後に期待。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。