[書籍]ビザールプランツ B.plants 夏型 | 紹介・感想

今流行の灌木系塊根植物、アガベ、ビカクシダまで夏型中心の珍奇植物にフォーカスを当てた書籍です。灌木系、パキポディウム、アガベ、ちょっと経路が変わってビカクシダが好きな人には必見の書籍。それぞれの植物の育て方や、パキプスの発根やパキポディウムの接ぎ木のコラムなど見どころが満載。

ビザールプランツ B.plants 夏型の紹介

灌木系塊根植物、パキポディウム、アガベ、ビカクシダと今話題のビザールプランツ(珍奇植物)をメインに扱った書籍です。それぞれの植物に深くフォーカスしていて読み応えがある。監修は私も会員になっている国際多肉植物協会の小林さん。

書籍データ

  • 主婦の友社
  • 監修:小林浩
  • 定価:1,500円
  • 発売日:2019年8月31日

目次

  • 灌木系塊根植物
  • パキポディウム属
  • アガベ属
  • ビカクシダ属(プラティケリウム属)

書籍内容の詳細

灌木系塊根植物

Comiphora紹介ページ(P10)

オペルクリカリア属、コミフォラ属、センナ属、ボスウェリア属、フォークイエリア属、ブルセラ属とそれぞれの属で植物の紹介があり、普段見かけない珍しい植物も多く取り上げられている。コミフォラ属だけで17の種類!!取り上げられている株も剪定などで樹形が整えられていて美しい株が多い。

コラムはマダガスカル島の現在、主にパキプスの発根の基礎的な考え方から発根実験まで。また灌木系の栽培の基本。

パキポディウム属

こんな感じに多くの綺麗な接ぎ木例の写真が掲載されています(P56)

マダガスカル原産とアフリカ原産で紹介されていたパキポディウムが網羅されている。写真も大株で見応えのあるものが多い。コラムはなかなか情報としては見ることができない接ぎ木の話が面白い。

アガベ属

アガベの小型種を中心に、チタノタを複数のタイプで取り上げてあったり、比較的入手しやすいコンパクトなアガベを多く紹介している。

ビカクシダ属

最近の珍奇植物系の書籍ではめずらしくビカクシダ属を東南アジア、アフリカ、南アフリカと地域別に紹介。コラムは株分けや板付など栽培方法を学べる。

最後に、小林会長の「多肉植物3/4世紀」という楽しいコラムが!

同シリーズの冬型も読み応えがあるよい書籍でした。

こんな人におすすめ

取り扱っている植物を育てている人、これから育てたい人、もっと色々育てたい人には図鑑としての網羅性も高く、写真も標本株のような美しい株が多く取り上げられていて全編フルカラーで見ごたえがある。最近即売会でも販売されているものも多く、それぞれの属名で基礎的な管理方法もあり手元に置いておきたい一冊です。

※書籍の紹介のために内容の写真を一部表示しています、問題があればご連絡ください。

B.plantシリーズは近年発売されたムック本では特におすすめです!

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。