多肉植物・サボテンの園芸用語や業界用語、SNSで使われている用語など約1,200語ほど収録・解説している用語集です。用語の紹介ですが属名や種名の説明は写真付きだったり少し図鑑的な楽しみ方も。
多肉植物サボテン語辞典の紹介
多肉植物・サボテンの園芸用語や業界用語、SNSで使われている用語など約1,200語ほど収録・解説している用語集。去年近年発売された多肉植物系のムック本だとよかったBplantsシリーズ。Shabomaniac!さんが監修。電子書籍もあり。用語集は辞書的な使い方ができるので紙が良いかなと思います!
マニアが集う多肉植物とサボテンの世界で飛び交う専門&業界用語を解説。写真とイラスト、豆知識もいっぱいの読んで楽しい辞典。
愛好家が年々増加している多肉植物&サボテンの世界。
関連するSNSサイトやホームページ、専門書の発売などもふえてきたが、
当たり前のように飛び交う言葉には、初心者は理解できないものもたくさんある。赤玉土、浅植え、油かす、根鉢、剪定などの園芸資材や園芸用語はもちろんのこと、コノフィツム、ハオルチア、ケープバルブ、奇想天外、現地球などの植物名や品種名、流通名などを写真やイラストをまじえて説明。
さらに、タニパト(多肉パトロール/多肉売り場に買い物に行くこと)、
多肉狩り(=多肉植物を購入に行くこと)などの隠語までを網羅。
多肉植物&サボテンのディープな世界に引き込まれる、読んで楽しい用語辞典。
楽天ブックス
書籍データ
- 主婦の友社
- 定価:1,815円(税込)
- 発売日:2020/6/30
- ページ数:192ページ(単行本サイズ)
多肉植物サボテン語辞典の感想
最近のSNSなどの用語を取り入れているのが面白い。5年後10年後に読んだときに、また5年後10年後に植物栽培を始めた人が見たらまた違った面白さがあるのではないかと思う!
例えば、「植物検疫証明書」の説明だったり、「食虫植物」の説明だったり。そして「#植中毒」や「植物のある暮らし」だったりと編集の方も幅広く拾ったイメージ。10年前はまだSNSが一般利用されていなかったのでほとんど使われていなかった用語だろう。
例えば「ユーフォルビア属」の説明だけれども、ちょっとした植物の図鑑のようにもなっている。属だったり種の説明も、粒度こそあれ様々な単語が用語として取り上げられている。
知らない用語が出てきたときに調べるというよりは、気晴らしに眺めているだけで面白いそんな辞典で、とても良いコンセプトだと思った。
ちなみにサイズは単行本サイズ。紙質も。
こんな人におすすめ
園芸経験が長い方は知っていて当然の用語は多いが、園芸にまつわる、そして最近のSNSなどにまつわる用語が網羅的に説明してある。読んでいて楽しい。初心者の方は手元に置いておくとSNSなどのコミュニケーションも円滑になるかもしれません。
経験が長い方も短い方もおすすめです。B-Plantsシリーズはどれもおすすめです。