アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の育て方・栽培記録

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の画像

東アフリカ原産で、丸い塊根部分と細長い奇妙は葉、葉は斑が入ったような美しい葉が特徴的なアデニア・キルキー(Adenia kirkii)の特徴や育て方の紹介です。

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)について

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の画像

アデニア・キルキーは東アフリカのケニア、タンザニア、モザンビーグあたりが原産のようです。丸い塊根部分からいくつもの枝を伸ばす。3つに割れた細長い葉が特徴的。ある程度の大きさになると開花するようです。

アデニア・キルキーの葉っぱ

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の葉の拡大。細い葉に模様があり派手さは無いものの美しい葉っぱです。

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の育て方

夏型の塊根植物の育て方に基本は則ります。東アフリカ原産なので多肉植物などに多い南アフリカ系に比べると赤道に近く寒さに弱い。冬の寒さには注意が必要。

日照について

アデニア属の多くの種類と共通ですが、塊根部分は日焼けしやすい。現地の写真を探すと雑木林のようなところで生育していることが多いようで、それほど日照要求も強くなさそうです。ただ葉に直射日光を当てないとぐんぐん枝を伸ばしていく傾向があるように思えます。

水やりについて

水は好きだが、塊根部分に水分を蓄えていると思われるのである程度の株のサイズがある場合は水の与えすぎに気をつける。真夏は用土が乾燥したらたくさんの水を与える。

用土について

根腐れを起こさないためにも水はけのよい用土で、水やり頻度で用土中の水分をコントロールするほうが安全に育てられるように思える。

冬の管理について

最低気温が15度を下回ってくる頃合いです。マダガスカル原産の塊根植物(パキポディウムなど)が徐々に落葉を始めたら室内に取り込む。同じアデニア属のアデニア・ペリエリよりは寒さに当たっても落葉しにくいようでした。2019年冬は落葉せずに越冬しました。

アデニア・キルキー(Adenia kirkii)の栽培記録・成長記録

2019年9月18日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)、開花を始めた
2019年9月18日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)、開花を始めた

少しだけ涼しくなってきた頃に、急にアデニア・キルキーは開花をはじめました。

2019年10月10日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)
2019年10月10日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)

下向きで華やかさはないですが、結構長い間花を咲かせている。

2020年2月16日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)
2020年2月16日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)

落葉せずに越冬をしそう。水を切りすぎると断水の影響の落葉をする。寒さに当たってしまう場合は意図的に断水する選択肢もあるが、暖冬であることと室内で比較的温度を保てているので(最低気温15度を下回らない)数週間に1回程度表土が濡れる程度の水を与えて管理をしている。

2020年9月1日に撮影したアデニア・キルキー(Adenia kirkii)の動画

連日35度を超えてベランダの温度は夜間でも30度を超えていたが、8月下旬になりようやく夜間の気温が下がってくると急に色々な植物が成長を再開する。アデニア・キルキーも再開したがいきなり伸びて網戸に巻きひげをまいてしまった。

アデニア・キルキー、葉の模様が綺麗ですね!あまり流通量もないですがそこまで人気がある種ではないですがなかなか美しい魅力的な種だと思います。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。