ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の育て方と紹介

パキポディウムのような容姿で、葉が美しいマダガスカル原産のユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の育て方、成長記録の紹介。

ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)について

マダガスカル原産のユーフォルビア。パキポディウムのように幹の部分がぼってりする。幹の部分は徐々に木質化をしてくる。ここで紹介している株は国内で実生された株を購入しました。近年は実生株が多く出回ってきたように思えます。

ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の幹の部分
ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の幹の部分

ユーフォルビア・パキポディオイデスは小さいトゲを作りながら新しい葉っぱが展開してゆく。下部が徐々に木質化していく。ユーフォルビア・ビグエリーなどのように下の部分は細い。植え替えの際は少し深植えにするとバランスが良くなるかもしれません。

ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の葉の部分
ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の葉の部分

ユーフォルビア・パキポディオイデスは葉が美しい種だと思う。やや青みがかった葉で新芽は縁が若干赤みを帯びている。oidesは類似を意味する場合で利用されることがおおく、オトンナにもオトンナ・ユーフォルビオイデス(Othonna euphorbioides)がいますね。

ユーフォルビア・パキポディオイデスの育て方

春から秋にかけて成長期で、寒さに弱いため冬の間は10度以上になるような場所で管理をします。用土に関しては水はけのよい用土に植え付けます。赤玉土:桐生砂:ゴールデン培養土を混ぜた土で育てています。成長は非常に遅い。

日照に関しては、直射日光でも大丈夫だと思うが、花キリン系のユーフォルビアは若干遮光していたり半日陰になる環境のほうが元気に成長するように思えます。

ユーフォルビア・パキポディオイデスの栽培記録・成長記録

2020年6月6日に撮影したユーフォルビア・パキポデオイデス(Euphorbia pachypodioides)
2020年6月6日に撮影したユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)

このユーフォルビア・パキポディオイデスは2019年に実生株として入手したもので、春に植え替えを実施しました。

2020年10月4日に撮影したユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)
2020年10月4日に撮影したユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)

徐々に寒くなってきたのかユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の葉が黄色くなってきた。一番落葉が早いパキポディウムの紅葉と同じくらいのタイミングである。少し寒さに当てないように早めに取り込みを行う。落葉してしまうと冬の間は葉っぱがない状態で過ごす。

2021年2月24日に撮影したユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)、植替えの様子
2021年2月24日に撮影したユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)、植替えの様子

春に向けて植え替えを実施しました。落葉が始まってからは室内でほぼ断水管理をしていました。若干葉が残っていたので月に数回表土が濡れる程度の水やりをしていました。ゴールデン培養土と赤玉土、鹿沼土、軽石などをまぜた水はけの良い用土に植え付けました。

パキポディオイデスの販売

楽天市場で販売中のパキポディオイデス

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Yahoo!ショッピングで販売中のパキポディオイデス

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。