透け感が美しい、エケベリア・エレガンスの紹介・育て方

エレガンスは、「エレガンス系」と呼ばれるほど多くの変種や交配種が作出されています。代表的なエレガンス系としては「アルビカンス」「ヒアリナ」「花月夜」「星影」「ラズベリーアイス」などがあります。見た目が美しいばかりか、暑さにも寒さにも比較的耐えるので一家に一苗は所有していたいエケベリアです。そんなエレガンスの成長の過程や増やし方をご紹介します。

エケベリア・エレガンス(Echeveria elegans)について

エケベリア・エレガンスの写真①

ベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物です。和名では「月影」という名称で流通しています。葉はロゼット状に展開し、表面に粉を発生させますので白っぽい色をしています。葉のフチが薄くなっており、光が透けて見えるのが大きな特徴です。

あまり紅葉しないと言われていますが、我が家のエレガンスは紅葉します。突然変異などで本来の姿とは異なる見た目になったという種類も多いので交配種ではないエレガンスであっても個体差があるのかもしれません。

エケベリア・エレガンスの写真2、紅葉している状態
紅葉しているエケベリア・エレガンス

紅葉している様子の写真がこちらです。

エケベリア・エレガンスの育て方

エケベリア・エレガンスの育て方について、置き場所や水やり方法、植え替えや増やし方などを紹介しています。

エケベリア・エレガンスの置き場所

基本的には風通しのよい屋外で管理をします。日光に当てることによって葉の表面に粉が出現し、エレガンス本来の美しい姿になります。この粉によって強い日差しから葉を守っています。しかし、夏の強すぎる日差しでは葉焼けを起こし、最悪の場合枯れてしまいますので、遮光シートなどで日差しを遮ってください。冬の寒さに比較的耐えますが雪を積もらせると凍結して枯れてしまいますので屋内に避難させた方がよいです。

長期間、屋内で管理をしていると徒長し、葉の表面の粉がなくなり、葉のフチが透けている感じもなくなります。こうなってしまうと美しさが損なわれるだけではなく、株自体も弱くなってしまいます。

もし、徒長してしまった場合や徒長した株を購入した場合は、急に直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまいます。そのため、屋外の日陰から数日かけて少しずつ日光に当てるようにすると次に展開してくる葉から綺麗なロゼット状に締まってきます。

エケベリア・エレガンスの水やり

春と秋は土の表面が乾いてから2~3日経ってから、夏と冬は2週間~1か月に一回のタイミングで水やりをすると安全です。

水やりをするときには鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

雨ざらしにしたり、頭からじゃぶじゃぶと水やりをした場合、ロゼットになっている中央に水が溜まりますので、ブロアー(カメラのお手入れに使用するもの)などで吹き飛ばすとよいです。ただ、水滴を吹き飛ばさなければ蒸れたり、焼けたりして、ただちに枯れるというわけではないので神経質にならなくても大丈夫です。

植え替え方法

株が元気な状態を保つために1年に1度は植え替えをした方がよいです。

適期は3月か9月頃です。生育期の早い時期に行うと、早く根を充実させることができるので夏の暑さや冬の寒さにも負けにくい株になります。

用土は、市販の多肉植物・サボテンの土を使用すると失敗が少ないです。育てる環境やどのように育てたいかなどに合わせて、草花用の土を混ぜたり、固形肥料、殺虫剤を加えるとよいです。追肥はあまり必要ありません。秋に肥料を与えると紅葉しにくくなります。夏や冬の休眠期に追肥をすると株が腐ってしまうことがあります。

・手順

  1. 植え替えの2週間ほど前から水やりを停止し、根を乾燥させます。根が湿ったまま植え替えをすると雑菌などが根の切り口から入り、株そのものが腐って枯れてしまう恐れがあります。
  2. 株を鉢から抜きあげて土をよく落とします。
  3. 根を1センチほどの長さにカットします。根をたくさん処理してしまうのは、もったいないように思われるかもしれませんが生育期に新しい根が鉢いっぱいに伸ばしますので思い切って処理してしまうほうが株にとってはよいのです。
  4. 新しい用土を入れた鉢に植えつけて完成です。

植え替え直後に水やりをすると根の切り口から雑菌などが入ることがありますので翌日以降に水やりをすると安心です。

エケベリア・エレガンスの増やし方

よく子株が出てきますので、放っておいても増えていきますが、葉挿しでも、挿し木(胴切り)でも増やすことができます。

・子株が出てきた場合

ある程度大きく成長させてから親株から切り離すと安心です。株が小さすぎると乾燥しやすいので枯れてしまったり、夏は焼けやすく冬は凍結しやすいため、管理が大変になります。

子株から独自の根が出ていたら子株に根が残るように親株と切り離したいので植え替えで土を落とす作業と合わせて行うとよいです。

・葉挿しで増やす場合

葉は焼けやすく、凍りやすいので、真夏や真冬の管理には注意が必要ですが、どの季節でも成功する可能性はありますので、植え替えや挿し木(胴切り)時に取れてしまった葉は是非、葉挿しに挑戦してみてください。

古くなった下葉は発芽、発根する可能性が低くなりますので、下葉よりも若くて活力がありそうな葉をもいでください。葉の途中でちぎれてしまうと発芽、発根しませんのでゆっくりスライドさせてもぐとよいです。

発根したての葉挿し苗は養分をあまり必要としないので葉を置く用土は赤玉土の細粒や種まき、挿し木用の土を使用するとよいです。土の上に葉を置いたら直射日光が当たらない涼しい日陰などで管理をしてください。発根するまでは水やりは不要です。発根したら根を土の中に入れて水やりをします。発芽はするものの、なかなか根が出てこない場合もありますが、気長に待っていると発根します。ある程度、芽が大きくなったら春か秋に養分を含んだ用土に植え替えをします。

・挿し木(胴切り)で増やす場合

キッチン用のアルコールなどで消毒したハサミやカッターで茎をカットします。

カットした頭側は発根するまで風通しのよい場所で保管するか、一晩切り口を乾燥させた後に用土を入れた鉢に植えます。2~3週間後には発根します。

カット後の根側は切り口を2~3日しっかり乾かしてから通常通り水やりを開始してください。こちらも2~3週間後に新しい芽が出てきます。新しい芽が大きく成長したら親の茎から外して個別の鉢に植えると元気に成長します。

エケベリア・エレガンスの栽培記録・成長記録

2017年5月6日に撮影したエケベリア・エレガンス
2017年5月6日に撮影したエケベリア・エレガンス

2017年5月に購入した時は消えてしまいそうなほど繊細で小さな苗でした。2号鉢(直径6センチ)に植わっています。

2017年8月6日に撮影したエケベリア・エレガンス
2017年8月6日に撮影したエケベリア・エレガンス

それからわずか3か月後の2017年8月には鉢いっぱいに成長しました。

 

2019年8月22日に撮影したエケベリア・エレガンス
2019年8月22日に撮影したエケベリア・エレガンス

それから一度植え替えをして2.5号鉢(直径7.5センチ)に植え替えました。あまり写真を撮っていなかったので、急に2019年2月の写真ですが、子株ができて、紅葉しました。春になって子株を外したのですが、再び子株が出現して2019年8月には大きく成長しています。

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ゆるぷエディター

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