エケベリア・インブリカータ(七福神)の育て方

       

七福神とも呼ばれるこの種類は葉の様子がまるでバラが咲くように広がる姿が美しく、七福神が乗る宝船や蓮台にもみえる縁起の良い多肉植物です。乾燥に強いためほとんど手間がかからず、多肉植物の初心者でも気軽に植えることができる種類でもあります。

エケベリア・インブリカータ(七福神)について

ベンケイソウ科 属名 エケベリア属 学名 Echeveria ‘Imbricata’

七福神は南米原産であるエケベリアの中でも、日本の環境に馴染んで親しまれてきた多肉植物です。七福神はインブリカータ(E.Imbricata)とセクンダ(E. secunda)の二種類に分けられ、共に丸みを帯びたブルーグリーンの葉がバラの花のような形であるロゼットを形成します。

葉の全体には薄く白い粉が吹き、先端は小さな爪が尖っていて色は薄紫色です。株の高さは低く中心から外側に丸く拡がって大きくなります。成長スピードはゆるやかで約15cmサイズで群生し、大きくなるものは直径25cm程度まで成長します。日本の環境によく馴染んでいるので暑さ寒さに強く、路地など屋外に植えられていることもあります。室内においては十分な日光と風通しの良い場所であれば、他の多肉植物と比べると比較的丈夫で育てやすい種類といえます。

エケベリア・インブリカータ(七福神)の育て方

置き場所

風通しがよく、強い直射日光を避けた明るい場所で育てます。我が家では毎日換気を行えて、日がよく当たる窓辺に置くようにしています。ベランダのような外気に触れる場所に置いても、猛暑の日差しや冬の霜に当たらなければ耐えます。湿気の多い場所では根腐れの原因になるので、室内の空気がこもらないような乾燥した場所を選んで置いてください。日光が不足すると元気を無くし、エケベリアの特徴であるロゼット状の美しい形が乱れ、徒長の原因になるので注意が必要です。

水やり

エケベリア・インブリカータ(七福神)は原産地である南米の乾燥した気候にも耐えられるように、室内の乾燥にも十分耐えられます。エケベリアの成長期は春と秋でその時期には水を必要としますが、それでも鉢の土が完全に乾ききってから水をあげるようにします。

冬と夏(梅雨明け)は休眠期に入っているので、水はほとんど必要ありません。世話をしているとつい水をやりすぎてしまい根腐れの原因になるので、エケベリアは乾燥を好む植物だと思って我慢します。少し葉が弱っているくらいの時が水をやるタイミングです。鉢の下から水が出るまでたっぷりあげてください。葉の上から勢いよく水をそそぐと白い粉が取れてしまうので、株の根元からやさしくそそぎます。

冬の管理・耐寒性

寒くなると、葉先の小さな爪の部分が紅葉して、薄いピンクのような紫から赤色に染まります。寒さが苦手な多肉植物の中で、エケベリア・インブリカータ(七福神)は比較的冬の寒さに強い種類です。室外でも-1℃~-2℃は耐えられるようですが、霜に弱いことから葉の多肉部分が氷って膨張しないように、不必要な水分をやらず乾燥させた状態に保つことが冬越えのポイントです。休眠期でも十分な日光が必要なので、一年を通して明るい場所に鉢を置くようにします。

植え替え方法

植木鉢を上から見下ろして、エケベリアの株全体が鉢のサイズとほぼ同じくらいになったら植え替える時期です。鉢の中いっぱいに根が張り、鉢底の穴から細い根がはみ出ているようなら根詰まりを起こしている可能性があります。害虫や病気の元になり枯れる原因になるので、なるべく早めに植え替えましょう。植え替えは成長期に行い、エケベリアの株と土が鉢完全に乾燥してから取りかかりましょう。

株より一回り大きな植木鉢を用意します。鉢底には大きめの石を敷くと水はけがよくなり、鉢底の部分にネットを敷くと水やりの時に小石や土が流れ出ません。土は水はけのよい軽石を混ぜた少し荒目のものが良いです。ホームセンターで観葉植物用・多肉植物用として売っています。新しい鉢に三分の一程土を入れておきます。

鉢の周りの土を崩して株を取り出します。この時株を傷つけないように軍手をしてやさしく支えます。素手で触ると葉の白い粉が取れてしまうので注意してください。鉢から取り出したら土がついている部分を手でほぐし、根から余分な土を取り除きます。この時、長く伸びすぎたり枯れてしまっている根はハサミでカットします。あまり大きく育てたくない場合も根の長さを調節します。エケベリアの根に菌や虫が付着しないように、あらかじめハサミは火で炙るなど滅菌消毒をしておきます。

エケベリアの株を片手で支えながら新しい鉢に入れ、根の周りに土を流し込みます。鉢一杯に土が入って株が安定したら、株の周りの土を細長い棒状のもので優しく中心へ押し込みます。エケベリアの細い根が傷つかないように隙間なく全体に土が行きわたるようにするためです。

植え替えたばかりの株を休ませるためにすぐに水やりをせず、一週間ほど様子を見てからあげましょう。

肥料

成長期である春と秋に、液肥または緩効性の肥料を与えます。肥料を与えすぎると栄養過多で株が弱って枯れてしまう場合があります。エケベリア・インブリカータ(七福神)は比較的成長が遅い多肉植物といいます。我が家では肥料を全く与えませんでしたが、家に来た当初直径5cm程度の大きさから少しずつ成長して、現在では直径13cmになりました。春に花芽が付き、株の根元から子株が生えてくるようになりました。花をそのままにすると株が痛む可能性があるので、大きくならない間に摘んでしまう場合もあるようです。

害虫や病気

エベケリア・インブリカータ(七福神)は茎・葉・花にカイガラムシやダニが付きやすいです。もし付いてしまった時はピンセットや歯ブラシなどで取り除きます。水やりの際、葉全体にやさしく水をかけると小さな害虫やゴミを洗い流すことができますが、葉の根元部分に水がたまるとそこから病害虫が発生することがあります。

なるべく乾燥した状態を保つように心がけることが、エベケリア・インブリカータ(七福神)を育てるコツです。

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