BARRELから販売されている植物育成用電球型LEDライト「AMATERAS LED 20W(アマテラス)」と「TSUKUYOMI LED 20W(ツクヨミ)」は何が違うのか?比較を行いました。
このページではAMATERAS LED 20WとTSUKUYOMI LED 20Wの「スペック」「外観」「スペクトル」「演色性」の違いについて比較を行います。
それぞれの植物育成用LED電球のレビューは下記記事を参照してください。
AMATERAS LEDとTSUKUYOMI LEDのスペック比較
AMATERAS LED 20W | TSUKUYOMI LED 20W | |
照度 | 18,050lux | 21,690lux |
PPFD | 406μmol/m2s | 507μmol/m2s |
光束 | 2098lm | 2098lm |
演色評価数Ra | 97 | 97 |
色温度 | 5900K | 約4000-5000K |
重量 | 295g | 350g |
消費電力 | 20W | 20W |
ソケット | E26 | E26 |
PSEマーク | ○ | ○ |
価格 | 13,600円〜 | 13,600円〜 |
サイズなどは同じで違いはCOB式のLEDの違いだけだろう。またLEDも色温度の違いだけだと思います。TSUKUYOMIの色温度は約4500K。消費電力は実測で両方とも同じく18.4W。
AMATERAS LEDとTSUKUYOMI LEDの外観
AMATERAS LED 20WとTSUKUYOMI LED 20Wの外観比較です、写真ではわからないですがLED、COBチップの色が若干違います。色温度と連動しているのかTSUKUYOMIのほうがオレンジかかっています。その他ボディーカラー以外の外観の違いはなさそう。
AMATERAS LEDとTSUKUYOMI LEDのスペクトル比較
相対値での比較になりますが、フルスペクトルのLEDで色温度の違いがスペクトルに出ています。植物的には青色と赤色の光が生育には大事とされている、とするのであればTSUKUYOMI LEDのほうが植物栽培用のLEDとしては適しているかもしれません。
また色温度的にはAMATERAS LEDの約6000Kは若干青白くオフィスや勉強机などの昼白色をイメージしてください。TSUKUYOMI LEDは昼光色よりやや電球色寄りと室内で利用する場合は自然の色合いになると思います。
AMATERAS LEDとTSUKUYOMI LEDの演色性比較
おまけとしてColor Renderingを掲載します。いずれもRa96と自然に近い光。写真写りも良いと思います。
AMATERAS LEDとTSUKUYOMI LEDの違いについて
いずれも基本的な性能は良さそうです。個人的にはAMATERAS LED 20Wの色温度は人の目の触れるところに設置するには若干高すぎるように思えます。これは自宅の照明が電球色寄りの昼光色にしているからで、自宅の照明が昼白色であれば気にならないかもしれません。植物的には660nm付近の赤色の量が相対的に多いTSUKUYOMI LED 20Wが良さそうですね。
各植物用LEDライトの詳細レビューを下記の記事で記載しています。