ワットチェッカー(ワットモニター)は通常消費電力や想定される電気代を測定するためのツールですがLED育成ライトを利用する場合は出力性能の評価に使えるので1台持っていると便利です!
ワットチェッカー(ワットモニター)について
計測したい機器とコンセントの間に差し込む事によって下記の5つを計測ができる。
- 消費電力(W)
- 積算電力量(kWh)
- 積算時間(Hour)
- 積算電力料金(円)
- CO2排出量(kg)
昔、家電系やDOS/V系をよくいじる人はワットチェッカーを一家に一台の必須品でした)(?)いつのまにかサンワサプライのワットチェッカーは廃盤になり少しコンパクトになったワットモニター(TAP-TST8N)という商品に切り替わっていました。
消費電力からの電気代の簡易計算
ワットモニターの積算電力料金を利用してもよいですが、時間軸がかかります。使っている機材やLED育成ライトの消費電力を知りたい場合は瞬間的な消費電力から1ヶ月利用の想定電気代を算出できます。
自分の契約がすぐに分かる人は契約から1kWh:○円という料金設定を探してください。ざっくりで良い方は25円にするとよいです。
計測した電力が例えば50Wだった場合、その数値は1時間(1h)利用した場合、50Wh(50W x 1h = 50Wh)になります。1ヶ月あたりの電気代を計算する場合は、1日10時間、30日利用すると50Wh x 10h x 30day = 15,000Wh = 15kWhとなり1kWhが25円だとすると1ヶ月で約375円(15kWh x 25円/1kWh = 375円)の電気代になります。年間だと更に12ヶ月をかけて年間4,500円(375円 x 12ヶ月 = 4,500円)となります。
植物育成用LEDライトの電気代と性能を知る
概ね植物育成用LEDライトは、外国製の場合○W相当みたいな表記が多い。実際植物育成用LEDライトの性能はLED素子自体に大きな性能差がないという前提に立つと実際の消費電力が光の強さと比例する。
そのため実際の消費電力を求めることが基本的な性能評価につながる。上記の画像の商品を下記のページでレビューを行っている。が商品の表記は65Wと記載がある。
上記製品の消費電力を計測すると
一番明るい設定で13.7Wでした。3本なので1本あたり4.5Wの出力ということになる。1日10時間365日点灯した場合は13.7W x 10h x 365day = 50kWhで1kWhを25円とすると年間1,250円。
上記商品は商品名に20Wと表記がある。
計測してみると18.5Wです。20Wには届かないですが製品表記上の20Wに近い消費電力です。1日10時間365日点灯した場合は18.5W x 10h x 365day = 68kWhで1kWhを25円とすると年間1,688円。
上記2つの製品は、3本アーム3LEDライトの製品と、反射板がついている1LEDライトで照射する場所の明るさは違うが、電力からの光への変換効率が大きく変わらない前提で1.3倍アマテラスLEDのほうが明るいということが言えます。
室内LED栽培のためにどのくらいのLEDが必要か、どのくらいの機材が必要かなどはある程度電力や、下記のページで取り上げている照度計でシミュレーションができるようになると思います。
植物育成LEDライトを使った室内園芸を楽しむ場合は、照度計とワットモニターがあると色々な計測ができて便利です。ぜひいかがでしょうか?
ワットモニターはamazon.co.jpが安かったです。
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