無印良品の人気商品ステンレスユニットシェルフを植物栽培のための室外のベランダラックとして利用してみた。若干錆は浮いてくるものの自由度があり、ベランダ用のラックとしてはおすすめです。2016年に導入してそれ以来ずっと利用していますが多少メンテナンスをすれば問題なさそうです。
インテリア収納として人気の無印良品のユニットシェルフ
インテリア系の情報サイトや雑誌などでも取り上げられている無印良品のユニットシェルフ。販売形態がセット品から、組み合わせラックで有名なエレクターやルミナスのようにパーツ単位で購入して好きな形にすることができる。
棚板も木目調、ブラック基調、ワイヤー、メタルの棚板などがある。エレクターなどに比べるとシャープでおしゃれ。サイズ展開もあり、奥行き、幅とサイズも豊富で、オプション部品なども充実している。キッチンからリビング収納、洗濯機回りまで様々な生活シーンで利用することができる。
そして、素材がスチールとステンレスがある。値段がステンレスのほうが高く、サビに強くメッキではないため質感がよい。値段の差を十分に感じることはできるので予算に余裕がある方はぜひステンレスの素材を選択したい。そしてサビに強いというステンレスで、室外のベランダ用ラックとして植物栽培用の棚として数年間利用してみたので紹介とレポートをしたい。
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ベランダ用のラックとしてパーツを組み合わせてみる
ベランダの置き場所によってラックの作り方は変わってくるが、自宅は東向きベランダであり、今回は手すりのそばに置くことにしました。手すりの高さより若干低い天板1枚のラックとして設計をしパーツを注文しました。この方法だと植物の設置の高さを上げることができる。そのかわり植物の収容数は大きく増やすことができない。収容数を大きく増やしたい場合は、棚板を追加する方法を取りたい。
選択したパーツ
素材はスチール(メッキ)とステンレスがありますが、ステンレスで揃えてください。スチールにすると普通のワイヤーラックのように数年後には全体が錆で覆われてしまうでしょう。
高さは46cm(ミニ)、83cm(小)、120cm(中)、175.5cm(大)、212.5cm(特大)のラインアップとなっていて今回は手すりより若干低いサイズの棚がほしかったので120cm(中)を選択した。基本的には帆立(横の側板、仕切り)で高さのサイズが決まる。
棚板は複数の素材、複数のサイズがあるが、水やりを行うためワイヤータイプ。奥行きは2タイプあるが基本系は41cm。ワイヤータイプには幅が42cm、56cm、84cm。84cmを2枚、42cmを1枚とした。3枚の棚板を利用するので、必要な帆立は120cm(中)が4つ必要である。
また無印良品のユニットシェルフは棚板一枚での利用を想定しておらず、最低でもクロスバーと棚板相当3枚を推奨している。自分の場合は棚板一枚、クロスバー、帆立補強パーツ1つと推奨に満たない状態。若干安定性に欠けるので棚板1枚の場合はクロスバーと、帆立補強パーツ2つ利用するのがよいだろう。
- ステンレスユニットシェルフ帆立 120cm(中)x4
- ステンレスワイヤー棚 84cm x 2
- ステンレスワイヤー棚 56cm
- クロスバー 84cm x2
- 帆立補強パーツ 84cm x2
- 帆立補強パーツ 56cm
上記構成としました。本来であれば帆立補強パーツが倍の数必要
ステンレスユニットシェルフの設置
手すり側に設置しました。仮に地震が来て倒壊したとしてもベランダから落下しないような高さ、位置に設置しました。
錆の状況
設置して4年目くらいです。錆はやはり浮いてきますが、1年に1度植物を室内に取り込んだ際にメンテナンスするようにしています。一度錆がでると同じ場所から出てくるように思えます。100円ショップなどで売っているスチールウール(ホームセンターなどだとボンスター)やワイヤーブラシなどで点錆を落とすようにすると綺麗になります。
錆は、やはり水がたまりやすいところに発生する。また補強パーツの一部金具などはステンレスではないようで錆が多く浮いてきます。