多肉植物・サボテンにおすすめな黒プラ鉢のまとめ[2020年版]

多肉植物や塊根植物、サボテンなどにおすすめな黒プラ鉢をまとめてみました。自分が利用していてインターネットで入手できるものでいつでも売っているものを中心に4種の黒プラ鉢を紹介します。

黒プラ鉢のメリット

黒プラ鉢のメリットは下記のようなことが言える

  • 鉢自体が黒く日照によって熱を持つ
  • 多肉植物は鉢を温めると育成がよくなる種類が多い
  • 素焼き鉢に比べると保水性が高い
  • 素焼き鉢や陶器鉢に比べると鉢自体非常に軽い
  • 割れる心配があまりない
  • ある程度の厚みがあれば長く再利用ができる
  • スタッキング性能も良く軽量で在庫をストックしやすい

デザイン性はないが、よい育成環境を目指すと都合が良いケースが多い。鉢も含めた鑑賞性を求める場合はおしゃれな鉢を選ぶようにする。統一されたプラ鉢を多く並べたりするとナーセリー風にもなってそれはそれでおしゃれだとも思う。

プラ鉢の入手性について

栽培環境がバラバラなイメージにならないために、鉢の種類は統一したいので入手性は大事だ。同じものがいつでも入手ができるか。大きな鉢や綺麗な化粧鉢に入れている植物以外はできる限り3種類以内に抑えようとしている。

サイズの表記、サイズの目安

号数で記載していることが多い。1号=1寸=3cmと覚えるとよい。またたまに直径が商品名に入っていることもある。3号鉢であれば9cmとなる。

また容量についてはl(リットル)で表記されることが多い。計算としては丸鉢ならば体積を2〜3で割った数字が目安。例えば3号丸鉢であれば、半径x半径x3.14x高さ÷2だとして、45mm x 45mm x 3.14 x 110mm / 2 = 350ml(0.35L)。鉢の直径は号数が増えると比例で増えていくが、体積は比例では増えないので注意が必要。直径が倍になると容積は倍以上必要になる。

号数直径(横)
2号鉢約6.0cm
2.5号鉢約7.5cm
3号鉢約9.0cm
3.5号鉢約10.5cm
4号鉢約12cm
4.5号鉢約13.5cm
5号鉢約15cm
6号鉢約18cm
7号鉢約21cm

おすすめの黒プラ鉢、4選

プレステラシリーズ、FRシリーズ(FR鉢)、ミニ蘭鉢シリーズ、セラアート長鉢の4種類がおすすめ。

アップルウェアー プレステラシリーズ

プレステラ90のブラック
プレステラ90 ブラック

インターネット上での入手性が非常によい。プレステラ90は3号角鉢。色は黒鉢(ブラック)以外にもモスグリーン、ブラウンのラインナップがよく売られている。またサイズの展開として90(3号相当)105(3.5号相当)それぞれに深鉢タイプがある、深鉢のみでプレステラ120がある。

プレステラ90のブラウン
プレステラ90 ブラウン
プレステラ90のモスグリーン
プレステラ90 モスグリーン
90mmシステムトレーにいれたプレステラ90
90mmシステムトレーにいれたプレステラ90

どの色も主張しすぎない良い色だ。システムトレーに入れると横からの光が当たらず鉢の温度を上げることに効果がないので好きな色を選んでよい。

アップルウェアー プレステラシリーズのラインナップ

種類サイズ容量
プレステラ9078×78×74mm0.25L
プレステラ90(深鉢)78 ×78×112mm0.37L
プレステラ10592×92×81mm0.35L
プレステラ105(深鉢)92×92×120mm0.52L
プレステラ120(深鉢)104×104×130mm0.7L

プレステラ90の角鉢の良いところ

入手性がよく、扱いやすいプレステラ90。接地面積当たりの容量を最大化できるところにある。できる限り根を張れる面積を増やしてあげることにより鉢増しのサイズを抑えられることによって栽培面積の効率化ができる。

鉢自体スリットになっていて、多肉植物ではそこまで自分は効果を感じないが根のサークリングを防止でき論理的には同一容量の用土でより多くの根を張れることになる。

アップルウェアーのプレステラをシステムトレーに入れる
90mmのシステムトレーに入れているところ

取り扱いとしてアップルウェアーの育苗箱にピッタリ収まる。また一般的な90mmのシステムトレーにピッタリ収まる場合が多く、非常に管理がしやすくなる。丸鉢だと90mmシステムトレーだと3号の鉢はうまく収まらないことが多く、2.5号丸鉢を入れることになる。

自分の環境では大きく成長しない植物、特に実生苗などはプレステラとシステムトレーを利用している。

プレステラの購入

自分は大体amazonで購入している、最近は楽天での取扱店舗が豊富。よく購入させてもらうのがプレステラ深鉢なら所沢植木鉢センター(楽天)。個数や販路、タイミングによって価格のばらつきがある。送料など含め1個当たり50〜60円くらいで購入したい。記事投稿時では楽天市場が1番安かったです。プレステラ90は10個150円くらいなのですが送料がかかってしまう。

FRシリーズ・FR鉢

FR鉢 5FR

こちらもインターネット上で入手性がよかった(最近見かけなくなった…)。また値段も安く安定している。丸鉢でサイズ展開が多く(3号〜6号)栽培環境の雰囲気を統一しやすい。デザインもスッキリしていて使いやすい黒プラ鉢。

FR鉢のラインアップ

種類サイズ備考
3FRφ93×H84mm 
3.5FRφ110×H96mm 
4FRφ125×H108mm 
4.5FRφ140×H118mm 
5FRφ160×H135mm 
6FR Sφ178×H153mm 
6FRφ195×H160mm 

FRシリーズ(FR鉢)の良いところ

色々なプラ鉢を利用したが、FRシリーズが同じ直径でも鉢底に向かってあまり細くなっておらず用土の容積が取れる。若干縁が外に出ていてこれはピッタリ並べるときは少しスペースをとってしまうが大きいサイズの場合に非常に持ちやすい。片手で持てる4号サイズなどでも落とすリスクが減るのが良い。

サイズのラインアップが豊富なことも嬉しい。主張しないデザインで揃っていると見栄えも良い。要望は2.5号サイズがほしいくらい。

FRシリーズ(FR鉢)の購入

(以前はもう少し取り扱いがあったが)都内最大級の有名な園芸店オザキフラワーパークの通販で購入できる。送料がかかるが交通費考えると安い。また店頭でもいつも豊富に在庫がある。

1個あたり3号3FRは27円〜6号6FRは116円

ミニ蘭鉢シリーズ

ミニ蘭鉢3号
ミニ蘭鉢3号

比較的入手性がよい。首都圏であれば鶴仙園の店頭にも常時在庫が置いてある。3号以上の黒プラ鉢はFRシリーズが好きで利用しているが、2.5号黒プラ鉢がFRシリーズにないので2.5号サイズを利用するときはミニ蘭鉢を利用している。サイズ展開も2.5号、3号、3.5号(最近新しく出た?)の3種類ありカチッとした見栄えで使いやすい鉢。

ミニ蘭鉢のラインアップ

種類サイズ備考
2.5号φ7.2×H7.5mm 
3号φ9×H9.5mm 
3.5号φ10.5×H11mm 

ミニ蘭鉢の良いところ

他の黒プラ鉢に比べて見栄えがよく作りがかっちりとしている。また他の鉢に比べると高さがあるところも良いところだ。高さがでると用土の容量が増えるのと、根を深く張るタイプには嬉しい。見栄えも良く、生産農家用ですという感じがせずそのままでも鑑賞に耐えるデザインだと思う。

FRシリーズに比べると若干鉢底にかけて細くなっているので容量が少なく感じる。

ミニ蘭鉢の購入

店頭では鶴仙園さんに多く在庫が置いてある。インターネットではプレステラ深鉢と同じく所沢植木鉢センター(楽天)がおすすめ。1個あたりの金額は、2.5号は45円程度、3号は50円程度、3.5号は60円程度

セラアート長鉢シリーズ

セラアート長鉢3号L
セラアート長鉢3号L

インターネットで公式オンラインストアがあるので入手性が良い。公式オンラインショップ(Yahoo!ショッピング)

黒プラ鉢ですが、陶器風で見栄えがよく長鉢というだけありロングポットの部類に入り塊根植物や根張りが強い多肉植物などに良い。最近は自分ではよく利用しています。

セラアート長鉢のラインアップ

種類サイズ(mm)容量
セラアート長鉢 2.5寸φ63 x H65mm0.1
セラアート長鉢 3寸φ80 x H85mm0.2
セラアート長鉢 3寸Lφ80 x H105mm0.3
セラアート長鉢 3.5寸φ97 x H135mm0.5
セラアート長鉢 4寸φ116 x H150mm0.8
セラアート長鉢 4.5寸φ127 x H158mm1.0
セラアート長鉢 5寸φ144 x H170mm1.7
セラアート長鉢 6寸φ184 x H197mm2.6
セラアート長鉢 7寸φ210 x H228mm4.4
セラアート長鉢 8寸φ238 x H260mm6.7
セラアート長鉢 尺φ285 x H320mm12.3

セラアート長鉢の良いところ

陶器風の見栄えがよい、また基本長鉢なので小スペースで扱いやすいです。よく使う3寸サイズには更にロングバージョンもある。公式オンラインショップ(Yahoo!ショッピング)があるのも入手性の観点で良いです。下記の紹介記事も参考にしてください。

セラアート長鉢の購入

ネットを探したりホームセンターに行くと値段が安いかもしれないですが自分は公式オンラインショップがあるならば可能な限り公式オンラインショップで購入しています。

お気に入りの黒プラ鉢を見つけよう

できるだけ揃えるのも良いし、できる限りばらばらで多様性を重視してもよいし、見栄えにこだわっても良い。その植物にあった鉢を都度探してきても良いと思う。

鉢数が多くなるとプラ鉢は便利なのと、素焼き鉢や陶器鉢よりも扱いやすかったり、育成によかったりする。今回紹介した3種類だけでも、十分成長し親株になっても小さいものはミニ蘭鉢が合う場合もあるし、球状の植物(サボテンなど)には角鉢が合わないなと自分は思う。

ただ実生苗の寄せ植えのサボテンなどは角鉢にギュッと植わっているとかわいい。小型のものを角鉢にいれてシステムトレーを埋めると草原の様になるし。楽しみ方はそれぞれ。

鉢数が多くなるとコスト面や管理面などの工夫も必要になってくる。ぜひお気に入りのプラ鉢を見つけてください。

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この記事を書いた人

yurupu

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。