ギムノカリキウム・緋牡丹錦が変色!病気対策を実施

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ギムノカリキウム・緋牡丹錦が部分的に変色しているのに気付いた。何らかの病気ではないかと思われるがよくわからない。以前ギムノカリキウム・バッテリーにも茶色く変色する症状が出たことがある。対策を実施してみたのでレポートする。

病気のギムノカリキウム・緋牡丹錦の様子

ギムノカリキウム病気症状。2/21に撮影。
ギムノカリキウム病気症状。2/21に撮影。

とにかく、病気のようであると思われるが、何の病気にかかっているのかは自分では判断できない。

ギムノカリキウムの病気の症状②
ギムノカリキウムの病気の症状②

植物用の殺虫剤、殺菌剤はたくさんあるが、表示を見ても野菜や果樹、庭木のことばかりで多肉系の植物のことはまず書かれていない。箱の病気の植物の写真から判断して炭そ病か灰色かび病のような病気ではないかということにして(本当のところは何病か不明)ベンレート水和剤を使うことにした。

殺菌剤の詳細な使用レポートは下記を参考にしてください

殺菌剤を作ってスプレーする

ベンレート水和剤は、0.5gの粉薬が10袋は入った小箱だ。0.5gで1リットルの溶液ができる。つまり標準的には2000倍の希釈で使用するものだ。ホームセンターで比較的安価で1リットルほど入るノズル付き容器を購入した。(一般の工具等の売り場にありました)植物を育てている方は1つあっても便利だと思う。

(関連コンテンツ)下記の記事で無印良品でも同様のものが販売されていて紹介しています。

容器にベンレート1袋と水を1リットル入れてノズルの先からもれないよう先を指でおさえてよく振ったらベンレート溶液は完成。スプレー用のペットボトルに移し替えるがノズルがあるのでこぼさず移し替えることができる。100円ショップで購入したペットボトル用のスプレーを付けて対象の植物にスプレーする。

スプレーの際は、できる限りマスクや手袋をし風上からスプレーするようにする。箱の注意書きをよく読んで使用したい。スプレーするときは、植物がびしょびしょになって溶液がしたたり落ちるほどかけます。溶液は使い切るようにします。対象の植物だけでは使い切れない場合は、一緒に育てている他の植物でも予防したいものがあれば同様にスプレーします。それでも作った溶液が余ったときは翌日にもう一度スプレーして使い切るようにしている。

ギムノカリキウム・緋牡丹錦の変色が止まった?

3月16日に撮影。ベンレートをスプレーして約1ヶ月経過しました。変色した部分は茶色っぽくなってはいますが広がっている様子は見られない。病状の広がりは抑えられていると思う。一安心ではあるがギムノカリキウム・バッテリーのときと同様に、跡は残ってしまうと思います。成長とともに目立たなくなるとは思います。

病状が出たギムノカリキウム・バッテリー
病状が出たギムノカリキウム・バッテリー
ベンレート散布後に病状が治ったギムノカリキウム・バッテリー
ベンレート散布後に病状が治ったギムノカリキウム・バッテリー

とにかく、よく観察して早く異変を発見し気づき次第至急対処することが大事です。病気はあっという間にどんどん広がってしまうので、病気になってしまったのは仕方ありませんが、とにかく早く対処しましょう。来月あたり、再びベンレートを作ってスプレーするつもりです。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。