主に熱帯地域中心に広い地域で見かけることができるらしい着生シダのドリナリア・リギデュラ(Drynaria rigidula ‘whitei’)の紹介と栽培記録です。
ドリナリア・リギデュラ ‘ホワイテイ’(Drynaria rigidula ‘whitei’)について
育て方はビカクシダなどの着生シダと同様の育て方。鉢植えでも着生でも育てられると思いますが鉢植えの場合は水はけに注意。コルクや木の板に着生の場合は乾燥に注意です。比較的乾燥や寒さにも強いようです。
ドリナリア・リギデュラ ‘ホワイテイ’(Drynaria rigidula ‘whitei’)の栽培記録
2019年の秋に購入しました。ビカクシダが徐々にブームになってきていますがイマイチ上手に育てられず、あまり店頭では見かけない着生シダのドリナリアを購入しました。同じ着生シダではアグラオモルファなど。
春になったら半日陰になるラックの下で管理。数日に1回の水やりでしたが多分水分不足であまり元気がない状態になってしまった。また日照が足りないか葉が伸び気味になってしまった。案外直射日光でも焼けそうな雰囲気はないので午前中の光などでは直射日光でも行けるかもしれない。
最低気温が10度を下回り5度近くになった11月頃に取り込み。
上の写真からちょうど1年経過したドリナリア・リギデュラ ‘ホワイテイ’(Drynaria rigidula ‘whitei’)です。葉の数を減らしてしまいました。今残っている3枚の大きめの葉は2020年シーズンで出てきた葉です。
自分の管理で板への着生は管理が行き届かないので鉢植えと板付の中間の穴あき鉢への植え込みとしました。木には活着していたので剥がし余計な用土や古い水苔などを綺麗にしてベラボン単用で植え付けました。
水やり頻度を高めて様子を見てみたいと思います。できればコンパクトに育ってほしいが最大で1.5m程度となるようだ。うまく穴あき鉢に活着してくれて穴から葉など色々出てきてくれたらというのを期待しています。
冬の間、鉢の性質もあってか乾燥気味に育ててしまい葉が1枚残して枯れ込んでしまいましたが、春になり外で頻繁に水を与えていたところ新しい芽が出てきてくれました。自分の管理方法でこの鉢だと乾燥しすぎてしまうのでたまに腰水で管理していたりします。
頻度高く水を与えていたが一向に成長を見せてくれなかったドリナリア・リギデュラですが9月に入り最高気温が30度を切ってきた頃に成長を再開しました。液肥などを与えて成長を促進してみることにします。