アロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)の育て方、栽培記録

2020/4/24に撮影したアロエ・ペグレラエ

ぷっくりとした葉に、トゲが生えているコンパクトにまとまる南アフリカ原産のアロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)の育て方や栽培記録の紹介。

アロエ・ペグレラエについて

アロエ・ペグレラエの画像
アロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)の画像

南アフリカの一部の地域に自生している。小さいアロエでロゼットを形成する。日照や潅水状況によって肌の色を変える。日本の環境で育てているとややくすんだ緑色で育っていることが多い。子株はでないので増やす場合は実生で増やす。

違法採取などによって絶滅危惧種(RED LIST)に記載されている。以前はあまり見かけなかったが、最近は実生株が流通していて入手しやすくなったように思えます。

アロエ・ペグレラエの育て方

アロエ・ペグレラエの上からの画像
アロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)の上からの画像

比較的水を好むように思える。水涸れをすると葉が薄くなっていく。排水性のよい用土に植え付け潅水間隔を上げるとよく育つ。他のアロエと同じ様に冬はほぼ断水状態で問題がない。潅水するときは葉の間に水が溜まりやすいので用土に直接水をかけるようにしたほうがよい。

耐寒性、冬の管理について

耐寒性はある方で、条件によりますがほぼ断水状態で0度程度までは耐えてくれます。南アフリカ原産のアロエは比較的寒さに強いと思います。

植え替えについて

アロエ・ペグレラエは2年に一度位植え替えるとよいですが、それ以上植え替えをしなくとも成長はしてくれます。アロエ全般に言えることですが早く大きく育てたい場合は元肥を入れた用土を利用して植え替え頻度を高めるとよいです。

病気:アロエダニにかかってしまった

アロエ特有の病気であるアロエダニにかかって現在胴切りをして様子を見ている状況。胴切りをした結果それなりに調子は戻したように思えるが成長点を切ってしまったので今後どうなるか。

子株を吹くことを期待したが今のところは反応してくれていない状態。

4月20日に撮影したアロエ・ペグレラエ
2019年4月20日に撮影。

胴切りして約10ヶ月。脇芽がでてくれて元気に成長してくれています。また感染の再発は見られない模様。経過は下記の記事で紹介しています。

アロエ・ペグレラエの栽培記録

2019年12月27日に撮影したアロエ・ペグレラエの動画です。3つの株が大きくなって元の株の外側の葉が枯れていないので密集した葉になって見ごたえがましたように思えます。綴化ではないもののそんな面持ち。株分けをしてもよいのですがそのまま育ててみようかと思います。

2020/4/24に撮影したアロエ・ペグレラエ
2020/4/24に撮影したアロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)

アロエ・ペグレラエ。約1年で3頭がそれぞれ大きくなってくれました。このまま切り離さずに育てていく予定です。そろそろロゼットを形成してくれて見栄えが良くなってくるかな?

2020/12/30に撮影したアロエ・ペグレラエ
2020/12/30に撮影したアロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)

12月末に最低気温が0度付近になってきたためアロエ・ペグレラエを室内に取り込みました。古くなった葉は枯れてゆくのですが冬の寒さにあたり枯れそうになっています。比較的耐寒性があり0度程度であれば耐えられ冬も風よけがあれば野外越冬できそうです。

2020/12/30に撮影したアロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)
2021/5/8に撮影したアロエ・ペグレラエ(Aloe peglerae)

胴切りしたアロエ・ペグレラエの親株部分が枯れ込んできました。植え替えも数年行っていないのでそろそろ植え替えをしてあげようかと思います。今3頭に分かれていますがこのまま群生の姿で育てていきたいとおもう。

アロエ ペグレラエの販売

楽天市場で販売中のアロエ ペグレラエ

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。