ミリオンバンブー（サンデリアーナ）の育て方

更新日 2021年8月21日
投稿日 2019年8月25日
著者ゆるぷエディター
カテゴリー Indoor（観葉植物）

ミリオンバンブーは、上に伸びる葉が陽の気を発するとされ、風水的に人気のある観葉植物です。数年前より、幹の先が螺旋状になっているものと直線のミリオンバンブーを育てています。草丈があったのですが、そのまま花瓶に差し、水を変えるだけの世話で、今も元気にきれいな緑の葉を茂らせています。

ミリオンバンブーについて

ミリオンバンブーは別名「萬年竹」「開運竹」の名前を持ち、竹と同じ「長命や富貴」を象徴するとされ、とても縁起のいい観葉植物です。竹のように見えますが、実は「幸福の木」として有名なドラセナの一種になります。

鉢植のミリオンバンブーには、数本の幹を編み上げたような豪華なものもあり、贈答に使われることが多い多い観葉植物です。

よく見かける3品種

「ドラセナ・サンデリアーナ・ホワイト」…白と緑のストライプ模様で光沢のある葉。
「ドラセナ・サンデリアーナ・ゴールデン」…葉は黄色と緑のストライプ模様。
「青葉サンデリアーナ」…一般的にミリオンバンブーと呼ばれる葉色が緑色の品種

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ミリオンバンブーの育て方

置き場所

直射日光が当たる場所は避け、カーテン越しの光が当たるような場所を好みます。春から夏は直射日光が当たらなければ戸外で育てても大丈夫です。ミリオンバンブーは熱帯（アフリカ）が原産の植物ですので、冬は5℃以下にならない室内で越冬させます。できれば、夜でも10℃以上を保てる場所が理想です。

水耕栽培・ハイドロカルチャー水と肥料

室内に飾れる手軽なサイズのミリオンバンブーが、ハイドロカルチャーとして販売されているのを見かけることがあります。

ハイドロカルチャーの水の量は、生育期の春から夏はハイドロボールの高さの1/5くらいまでの水を入れます。冬はハイドロボールが乾かない程度の少ない水にします。

水に差して育てているミリオンバンブーの場合は、水が腐るのを防ぐため4～5日に一度は水を取り替えます。水の量は花瓶の1/4を目安にします。肥料は、ハイドロカルチャー専用の培養液を利用します。

鉢植えの水やりと肥料

鉢植えの場合は、春から夏の生育期には土が乾いたらたっぷり与えます。受け皿に水がたまると、根腐りの原因となりますので、水をためないようにしてください。

冬は水やりの回数を減らします。土が乾いて数日たってからの水やりで大丈夫です。やや乾かし気味に育てるとよいです。肥料は、生育期の春から秋までは、緩効性の化成肥料を置き肥しましょう。

伸びすぎた場合の剪定（せんてい）

数年たつと、枝が伸びて大きくなりすぎ、バランスの悪い姿になります。新芽が出てくる4月~5月に思い切って枝を整理します。茎を適当な長さで切り戻すと節の部分から新芽が伸びてきまので、切るは節の上で切ってください。切り取った部分は、水に差しておくと数日で根が出てきますので、ハイドロカルチャーや、鉢に植えて、増えたミリオンバンブーも楽しみましょう。

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