ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)の育て方、栽培記録

ウィルコキア・銀紐の画像

まるでチンアナゴのような塊根性のサボテン、ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)の育て方や栽培記録の紹介。

ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)について

2019年4月22日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)
2019年4月22日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)

塊根性のサボテン、銀紐。エキノケレウス属(Echinocereus poselgeri)として表記されることもあるようです。太陽の方向に曲がり気味なので、定期的に鉢回しをすると垂直に立ち上がりやすい。

これ以上大きくなった場合は支柱が必要になる可能性がある。

ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)の画像2

成長はやや遅いが、高さが出るタイプのサボテン同様に成長感がわかりやすい。まだ開花をしていない株ではあるが先端からきれいなピンク色の比較的大きい花を咲かせてくれるようだ。

比較的育てやすく、一般的なサボテンと同様用土が乾いて少したったらたっぷりの水を与える。成長が緩やかになる冬の間は水やりを減らしてゆく。成長をしていなければ温かい日に表土が湿る程度の水やりでよい。

ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)の画像3

先端部分のアップの写真。非常に小さい柔らかめのトゲがたくさんついている。

2020年8月9日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)
2020年8月9日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)

前回の撮影から約1年が経過したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)ですが、2回くらい成長期を過ごしたような感じの見た目になっています。今のところは自立しています。twitterのフォローワーさんの話によると水を吸って固くなった時、ストレスを与えると折れてしまうとのこと…

2021年2月24日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)
2021年2月24日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)

2021年のシーズンが始まる前に植え替えを実施しました。12月頃に取り込んでからはほぼ断水で管理しています。塊根性のサボテンで塊根が少し成長していました。

2021年8月2日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)
2021年8月2日に撮影したウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)

ウィルコキア・銀紐(Wilcoxia poselgeri)は乾燥していると折れやすいようで、冬に乾燥しているタイミングで猫に猫パンチを食らって折れてしまいました。春になり4月頃にベランダに出し、7月頃には脇芽がでてきてくれました。せっかく一本で長く育っていたので少々残念ですがこのまま大きくなってもらいたいです。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。