チレコドン・ブックホルジアーナスの植え替え

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つやのあるなめらかなグレーの木肌に赤黒い斑点模様の短い枝だけのようなチレコドン・ブックホルジアーナス(Tylecodon buchholzianus)。2年ほど植え替えを行っていないので植え替えを実施。

ブックホルジアーナスの植え替えの適期は秋のはじめ

10月12日に撮影。ブックホルジアーナスは秋に新芽を出し始める冬型植物なので、植え替えの適期は芽を出す前の夏の終わりから秋のはじめ頃が良いと思われます。

今年(2018年)は冬型植物の動き出しが全体的に遅く、10月に入ってもブックホルジアーナスに動きが見られず体調が悪いのだろうかと少し心配しながら植え替えを実施

ブックホルジアーナスの育て方についてはこちら

ブックホルジアーナスの特徴、折れやすいので慎重に

元は1鉢に2本植わっていて、2年前に1本ずつ2鉢に分けた。今までに何度か枝が折れ、その都度同じ鉢に挿し木をしたので、1鉢に何本か植わった状態です。枝が折れやすいので慎重に作業します。

鉢から出すと、細い根がごちゃごちゃと絡まっているような感じの根で、植わっていた赤玉土や鹿沼土を抱き込んでいるが、根はとても弱々しいので、根をあまりほぐさず土もほとんど落とさず植えることにした。

ブックホルジアーナスはとにかく枝が折れやすい。鉢を移動させるときや、水やりのときにちょっと触れただけでポキっと折れてしまうので、鉢の淵からなるべく枝がはみ出さないように、また何鉢にも分けると移動の数だけ危険度も増すので、1回で移動が済むように、すべての株を少し大きめの鉢にまとめて植えることにした。

ブックホルジアーナスの場合は、根の様子から根を深く張らないようなので、盆栽の鉢のような浅くて広い鉢でも育てられるようではあるが、在庫していた3.5号鉢を使うことにした。

植え替え作業

用土はサボテンの土(おそらく赤玉土と鹿沼土)、赤玉土、ゴールデン培養土を1:1:1用意して混ぜて利用した。

鉢底に軽石を穴が隠れる程度入れた。

作った用土を3cmほどの高さ入れ、マグァンプKを少々均等になるように撒く。その上に更に用土を入れる。これは肥料が直接根に当たらないようにするためです。(ブックホルジアーナスはここまで根張りしそうではありませんが、、、)

根を広げるようにして植え付けたら鉢を軽くとんとんと叩いて土を落ち着かせる。

ゼオライトを表面にまくと綺麗だが、土の乾き具合がわかりにくいので少しだけまいた。そして茶色い水がでなくなる位水やりをする。

ブックホルジアーナスの折れてしまった枝をその都度挿し木してきたが、1cm位の枝は枯れてしまったが2cm位以上の長さがあるとそのまま根が出て、生きる確率が高い。

2年前は2本だったブックホルジアーナスはごく小さいものを含めて5本になっている。

植え替え後の経過

10月26日に撮影。植替えから2週間後。植え替え時は断水の時期の終わりで、枯れ枝っぽかったが1週間に1回位(表土が乾いて3日後位)ではあるが水やりを再開をしたので、幹にハリ・ツヤが出てきている。葉が出始めたものもある。

11月11日に撮影。植え替えから1ヶ月後。水やりのペースは1週間に1回位だが、そのうち1回は水の代わりに1000倍以上に薄めた液肥(ハイポネックス)を与えた。

ぷっくりした葉を出した。

枝先に変化はあるが、葉は出していない。

2cmほどの枝の挿し木も葉を出そうとしている。

ぷっくりとした葉は出したもの、枝先に変化はあるが未だに葉が出ないもの、成長はなぜかみな同じではない。植え替え時のストレスが各々違うのか、挿し木時期の違いのためか(枝が折れてしまった時に随時さしている)挿した枝の大きさ(体力)の違いのためか、理由は不明。

葉に役目はあるのか?

植物の葉は日光の当たるところで光合成して呼吸したり、エネルギーを得たりしているものだと思うのだが、ブックホルジアーナスの裏も表もないぷっくりした葉はそうした役目をはたしているのか疑問に思う。

毎年秋になるとぷっくりした葉がいくつか出てくるが、全く出ずに1年を過ごしたときもあった。かとおもうと葉は春には黒っぽくなって萎んで枯れていくのがほとんどだが、黒っぽくなってやや萎れはしたが、完全には枯れずに夏を越し、そのまま秋に元通りに完全復活した葉もある。

葉は7枚になったが下の3枚は復活した葉

また、枝同様にちょっとしたことで葉もポロリととれやすい。取れてしまった葉の代わりの葉を出し始めるということもない。葉がなくても枝が伸びたりする。

ブックホルジアーナスは乾燥地帯に暮らしていて、水の確保が難しい中、葉の光合成に重きをおいていないのかもしれない。すでに枝や幹の部分で光合成しているかもしれない。ブックホルジアーナスは2cm程度の折れた枝となっても枯れずに生きていこうとする。根も葉もなくなっても生きられるたくましい生命力の持ち主である。

そんなブックホルジアーナスを湿度の高い日本で枯らさないように面倒をみてはいるが、今の育て方がブックホルジアーナスにとって正しい育て方なのかはわかりません。自生地でもこんな調子でちゃらんぽらんにゆっくり育っているのだろうか。なぞ多き植物です。

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