リトープス(Lithops)の育て方

リトープスは「生きた宝石」とか「石に化ける」とか言われるきれいで不思議な変わった植物。石ころ程度の大きさにしかならないので場所をとらず、ベランダ栽培に向いている植物の1つだと思う。

リトープスの紹介

リトープスの紹介
リトープス。寄植えされたもので2鉢購入し、それをさらにまとめて植えています(品種は不明)

リトープス(Lithops)は南アフリカやナミビア、ボツワナの乾燥地帯で、岩の割目の小石に混じって自生しているそうです。個体変異が多く、変種、亜種と正確な種数は確定できないようです。

一対の葉と茎が合体した不思議な形をしています。リトープスのこの形が石に似ているらしいが、原産地の土や石はこんな様々な色をしているのか?と思うほど色も模様もいろいろありこれがまた楽しい。

さらに脱皮をするという植物では聞いたことがないことをやってしまう変わった植物です。

リトープスの育て方、リトープスは冬型植物

リトープスは乾燥地帯で育ってきた植物だけあって、日本ではあまり一般的ではない冬型の植物。育て方に注意が必要です。

6月半ば位から夏の間はリトープスは休眠期です。雨の当たらない風通しの良い棚の2段目などの半日陰になるような場所に置きます。水やりは基本しないで乾燥させますが、気になった時は霧吹きなどで少しかけたりする程度は水を与えています。

大雨や台風など来る時は雨にあたらないよう室内に入れます。

また高温多湿がひどい猛暑の時はエアコンのかかった室内で避暑させている。

休眠中のリトープス
休眠中のリトープス、7月半ばの様子。乾燥させているので少しシワが見える。

8月から9月になって朝夕少し涼しくなってきたら日当たりの良い場所に移して水を少し与え始める(雨にはなるべく当てません)植え替えるならこの時期にするのがよい。

土が乾いて数日したら鉢底から水が出るくらいたっぷり与えますが、やや乾かし気味の方が良いように思います。日光にはよく当てます。また水やり代わりにハイポネックスなどの液肥を月に1回位与えることもあります。

最低気温が10度を下回るようになってきたら室内に取り込むようにしている。室内でもなるべく日光の当たる場所に置くようにする。

12月の様子、日光の当たる室内に置いている
12月の様子、日光の当たる室内に置いている

水やりは土が乾いて4〜5日経ったら少し(鉢底から出ない程度)与えている。冬でも外の気温が10度以上になる暖かい晴れた日には外に出して日光浴させています。

リトープスは0度位まで寒さに耐えるらしいですが、寒さは一度で枯れてしまう恐れがあるので寒さには当てていません。

3月から4月頃、桜の花の咲く頃には、外に置いている時間も長くなる。気温の上昇とともに、水やりの量をやや増やしますが、土が乾いて3〜4日以上経ってから与えます。だんだん脱皮の時期になります。

リトープスの脱皮前
2019年3月13日に撮影した脱皮前のリトープス。左下は既にはじまっている。

真ん中のスジが割れて中から新しいリトープスが見えてきます。新しいリトープスは1個か2個出てきますが大きくなるにつれ、古いリトープスはシワシワして脱げるようにだんだん枯れていく。

脱皮中のリトープス
2019年4月23日に撮影したリトープス。左下2つは既に脱皮済

シワシワすると水をたっぷりやりたくなるが新旧交代の脱皮中は乾かし気味のほうがよいように思う。

2019年5月7日に撮影したリトープス
2019年5月7日に撮影したリトープス

また脱ぎ方がうまくいかずひっかかってしまう新芽もあり、その場合少々いびつになってしまうことがある。

寄植えのリトープスの画像

脱皮が終わって皮になった古いリトープスの皮は無理に取らず、枯れてから取れるところを取る程度にしている。

6月になるとそろそろ休眠期です。日光のよく当たる場所から風通しの良い雨の当たらない半日陰に置き場所を変えて、水やりをしません。

どうしても気になるときだけ、霧吹き等で少々与える程度で秋を待ちます。

病気?もある

昨年の秋、水枯れのシワと少し違うようなシワが出たと思ったらシワが広がって枯れはじめ、となりの株にも同様のシワが出始めた。これは病気かもしれないと思い、他の多肉植物にも利用しているベンレート液を作って霧吹きしたところ、症状の広がりを止めることができた。

ただ最初に発症した株とその隣に生えていた2株は枯れてしまった。

病気になったが生き残ったリトープス
生き残ったが病気?の跡が残ったリトープスの株

以上のことからベンレート液を作った時は、異常がなくともリトープスにも吹きかけておくことをおすすめします。(4年育てていてこの症状が出たのはこの時だけです)殺菌剤の利用については下記を参照ください。

リトープスの育て方のコツ

日本人には幼い頃から植木鉢の植物には水をやるものだという感覚が無意識のうちに頭の中にあるように思います(笑 もちろんそれは在来種など元々高温多湿の地域で育っていた植物にはまあ正しい知識であると思いますが、リトープスなどの乾燥した地域出身の植物にはそれが全くあてはまらない。

そこは理解したつもりでありながらも何か様子が変だぞと思うとつい水をあげたくなってしまう。そこを我慢して安易に水をあげないということが育て方の一番のコツかな?と思います。

特に梅雨時や、真夏が休眠期で水やりできないのは気分的になんだか辛いものがあるのは私だけでしょうか(笑

どうしても、どうしても水をあげたくなった時は、霧吹き一吹きします。

我が家のリトープスはプレステラ鉢に密集した状態で植わっているので、脱皮した時に新芽が1つしか出ないのかもしれません。もう少し余裕を持って植えてみることが次は必要かなと思っています。

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この記事を書いた人

だいたいちょっきん

だいたいちょっきん

都内で南西ベランダで植物を育てています。