ブロメリア科カニストラム属トリアングラレ(Canistrum triangulare)、BRT由来の株で’Dark Clone’ということで色が黒くなるタイプ。コンパクトなタイプで美しく可愛らしいタンクブロメリア。
カニストラム・トリアングラレ(Canistrum triangulare)について
ブラジル原産。カニストラム・トリアングラレ自体はもう少し緑色の葉のものが多いがこのタイプは’Dark Clone’という黒色が特徴なタイプ。黒色を維持するためには日照などを当てる必要があり、日照が足りないと徐々に緑色になっていくだろう。
鋸歯がしっかりしていてコンパクトで美しい株だ。ライナーを伸ばして増えてほしい。
カニストラムは、エクメアやネオレゲリアと似ている属だけれどもそれほど流通量が多くない。たまにカニストラム・トリアングラレの’Dark Clone’は見かけることがあるので見かけたら買ってみましょう。
カニストラム・トリアングラレの栽培記録、成長記録
カニストラム・トリアングラレ(Canistrum triangulare)の育て方は一般的なタンクブロメリア(エクメア、ネオレゲリア、ビルベルギア、 ホヘンベルギア、ケスネリア)などと同じく、春〜秋にかけては風通しの良い屋外で栽培する。
常に水を貯めておき、用土も乾いたら水やりを行う。用土は軽石(中粒)と赤玉土(中粒)を混ぜたものを利用している。軽石とヤシガラを混ぜたものなどでもよく肥料分は不要。
ギリギリ葉焼けしない程度の日照を当てることで締まった良い色の株になる。日照が少ないと若干徒長するがそれはそれで綺麗な色にはなる。一般的に赤色や黒色は日照が不足すると抜ける傾向にある。
冬は5度を下回ってきた頃から室内で管理をする。成長をしなくなるので乾きすぎない程度の水を与える程度で越冬をさせる。窓際に置き太陽は当てたほうが良いでしょう。
2019年11月20日に撮影したカニストラム・トリアングラレです。葉の数は増えましたが若干黒さが減ってしまったように思えます。
2019年12月27日に撮影したカニストラム・トリアングラレ(Canistrum triangulare)の回転動画です。
春になってカニストラム・トリアングラレ(Canistrum triangulare)が元気になってきました。株も1年前に比べるとだいぶ充実したように思えます。大体現在は、午後1時〜午後5時くらいまでの間、直射日光が当たる環境で育てています。
2019年シーズンに比べてもかなり日照時間を増やしたおかげか歯の色がやや黒っぽくなった。もう少し長時間太陽の光を当ててあげるほうが黒みを帯びると思うが自分の環境ではこれが限界です。下葉は枯れてきていますが新しい葉が増えてくれています。立派になってきました。
前回の撮影から1年経過したカニストラム・トリアングラレ。かなり立派になりました。まだ開花していないですが秋口に子株がでてきました。1シーズンいつもより日当たり多め、水やり多めで育ててみましたが形も色もよくなりました。日当たり多めと言っても自分の環境だとお昼前から夕方までの5-6時間しか直射日光が当たらないのですが理想はもう少し眺めの日照をあててあげたい。
3月16日に宮城県で震度6の地震がおき、自分が住んでいる地域では停電になり、地震では倒れなかったものの栽培場の確認をしていたら落下させてしまい植え替えました。まだ親株は開花していないので枯れることはないとおもいますが若干子株優先の植え付けに。
ちょうど1年前に子株が出てきたカニストラム・トリアングラレ(Canistrum triangulare)ですが1シーズンで大きくなってきました。若干子株の背が低くて日当たりが悪く徒長気味に。冬の管理は室内が10度を下回ることがないくらい温かいのでタンクには水を貯めている状態でたまに用土に水を与えています。
あまり背が高くならないので、LED栽培を試してみたい種類ではあります。