恩塚ランポー玉の種を入手したので、種から育ててみました。恩塚ランポー玉の実生記録です。
アストロフィツム・恩塚ランポー玉の実生記録
アストロフィツム・ランポー玉(鸞鳳玉・Astrophytum myriostigma)の恩塚氏が生み出したサボテン。
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このアストロフィツム・恩塚ランポー玉は2016年5月3日に播種しました。用土は少量の細かい腐葉土に赤玉土と鹿沼土を配合したものを利用しました。種はアルコールで消毒して播種した後、鉢にラップを掛けて湿度を高めておきました。発芽率は比較的高かった。
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播種から約2か月経過した恩塚ランポー玉。もうすでにこの時点で白い毛で覆われている、かわいらしいです。元々この実生は三角のランポー玉を選抜したくて行いました。できる限りぷっくりと丸くなる三角ランポー玉が欲しくて。
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徐々に特徴が出てきました。接木にはチャレンジせず気長に育てる予定。五角の比率が高そう。丸いタイプがいくつか出てくれています。
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画像が小さいですが、実生から約1年経過のアストロフィツム・恩塚ランポー玉。少し減っていると思うのですが、この直前と、その後になぜかこの鉢だけ(多分)鳥に掘り起こされてしまいました。美味しそうに見えたのでしょうか….そしてほしかった丸いものを中心に掘り起こされてしまうという。
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実生から約2年半。普通の恩塚ランポー玉が多く残った結果になりました。いくつか四角だったり少し成長不良の丸みを帯びたものも混ざっています。発芽してからはほとんど枯れておらず鳥の?食害以外の脱落はいないです。少しアテンションが下がってきてしまいましたが。植え替えは実施せず。
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少しずつ成長をしている。
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夏の間はやや断水気味で半日陰で管理している以外は普通に水やりを行っていて元気に成長しています。発芽したものはほぼ落ちていないです。1株が四角恩塚ランポー玉、残りは全部普通の五角形の恩塚ランポー玉になったみたいです。