アガベ・チタノータと新種アガベ・オテロイ(oteroi)について

       

2019年7月1日発売のBRUTUS[新・珍奇植物]の第4弾において、アガベ・チタノータ(Agave titanota)の日本でよく流通しているタイプがアガベ・オテロイ(Agave oteroi)として新種記載されたという記事があった。細かいことはプロの専門家に任せるとして、記事を読んだ雑感。

新種のアガベ・オテロイ(Agave oteroi)について

アガベ・チタノータも最近色々な種類(タイプ)が出回っているが、古くからある名称としてアガベ・チタノータ(FO76 ‘Sierra Mixteca’)とアガベ・チタノータ(Rancho Tambor)の2種類。紙面上ではFO76はヴェルデ、Rancho Tamborはアズールと呼ばれているらしい。はじめて知った。

Rancho Tamborは鋸歯がややおとなしめで葉が長めのタイプ。FO76は比較的鋸歯が厳ついグリーン肌。海外のサイトを見てもFO76とされているものでもかなりのタイプがあるが、概ね最近人気のあるタイプはこの系統だろう。そしてこのFO76のタイプをアガベ・オテロイ(Agave oteroi)という新種記載されたということらしい。

アガベ・チタノータの人気もあって、出処は交配なのか、地域差による亜種(subspecies)や変種(varietas)なのかは定かではないですが様々なタイプのアガベ・チタノータが見られる。自分は開花をしたこともなければ専門家ではないので詳しくはわからない。古くから呼ばれているタイプは農大や小島、白鯨、巖流だったり最近は見た感じのままのblue & blackなどといった表記も(oldとかは…タイプの話じゃないよね笑)

海外のAgave titanota Rancho TamborとAgave titanota FO76(Agave oteroi)に関する貴重な研究的な記事を読むとやはり雑交配をしているようだし、それなりに地域差(個体差)が結構あるようで。今回の新種記載はAgave titanotaという種の分割ではなくてもともとはAgave oteroiをAgave titanotaとして呼んでいたという解釈のようです。しかし自生地の写真があって非常に参考になる。

(参考)https://starr-nursery.com/agave-oteroi-a-new-species-from-puebla-oaxaca/

It is along the Rio Hondo, which forms part of the border between Puebla and Oaxaca, near the Calapa bridge, where three closely related species occur, Agave kerchovei, Agave oteroi, and Agave titanota. These three will hybridize and many cultivated plants being sold as Agave titanota are from hybrid seed.

自生地ではAgave kerchoveiとAgave oteroi、Agave titanotaが近くに植わっていることから雑交配している。

It has been said by some that naming Agave oteroi is a splitting up of Agave titanota but that is simply not true. Because the original description never included the plants now known as Agave oteroi they could not be “split out” from Agave titanota.

新種として分かれたというよりはもともとは違っていてAgave oteroiのことをAgave titanotaと呼んでいただけ。

自分が育てているアガベ・チタノータ(Agave titanota)も殆どはアガベ・オテロイ(Agave oteroi)系ということになる。もっとバリエーションはあるが育てているいくつかの株を下記のページに掲載している

いずれ国内の販売サイトや個人間取引、このブログのように趣味の園芸的なサイトでも表記が切り替わっていくのでしょう。

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