アガベ・王妃雷神白中斑(Agave ‘Ohi Raijin’)の育て方、成長記録

肉厚で短い葉が特徴、白い中斑があるアガベ・王妃雷神白中斑(Agave  isthmensis ‘Ohi Raijin’)の育て方や栽培記録、成長記録の紹介。

アガベ・王妃雷神白中斑(Agave  isthmensis ‘Ohi Raijin’)について

ぽってりとした肉厚の短い葉が特徴。白中斑の個体が多いが、子株で黄中斑になるものが稀に出てくるようだ。黄中斑はそれはそれで美しい。属だが海外のサイトでもAgave potatorumとしている場合もあればAgave  isthmensisとしているケースがある。

成長は非常にゆっくりで、またそれほど大きくなるタイプではない。ドワーフタイプとして扱われるケースが有る。名前からすると日本で作られた園芸品種だろうか。根の付近ではなく葉の間から子株を作って増やすことができる。

小さくガッチリした容姿は可愛らしさがある。

アガベ・王妃雷神白中斑(Agave  isthmensis ‘Ohi Raijin’)の育て方

水やり(潅水)について

アガベは水を好むものが多いが、株自体が小さいのか成長意欲が旺盛ではないのかわからないが他の大きく成長するアガベに比べるとそれほど水を要求しないようだ。できれば葉に水が溜まりやすいので用土に与えるようにしたほうがよさそうだ。また水分が多いと身割れというか葉の先が割れてしまうようだ。他のアガベよりも身割れは起こしやすいように思える。

自分の育て方だとほとんど葉が割れてしまう、他の方の育てた株をみても葉先が割れているのでこういうものだと割り切るしかないのだろうか。

日当たりについて

強い光を当てても滅多には葉焼けはしないが、斑入りであることと、そもそもコンパクトで厳しい環境にはあまり適応しないようで、徒長しない程度の場所においておくのがよい。大体日照時間としては直射日光を3時間以上当たるような場所に置きたい。

用土について

用土に関しては他のアガベと同じで良い。ゴールデン培養土と赤玉土を1:1で配合した用土を利用している。アガベは水や肥料があると元気に育つのでマグァンプKを少し入れている。

根が張ってくれるまではほとんど成長しない。植え替え後は根を痛めている可能性があるので特に斑入りのアガベはすぐに直射日光に当てないように注意する。

株分けについて

根本もしくは葉の間から子株が出てくるので、植え替えの際に手で取ることで子株から株分けをすることができる。また稀に子株に王妃雷神黄中斑が出現することがあるようだ。やや暑さに弱かったり成長が遅かったりするが出てきたらラッキーだと思って育てたい。

アガベ・王妃雷神白中斑の栽培記録・成長記録

2016年3月3日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
アガベ・王妃雷神白中斑

2016年3月3日に撮影。まだまだ小さい子苗という感じです。下葉が枯れるのでまだロゼット状の展開をしていない。

2016年10月29日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2016年10月29日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2016年10月29日に撮影。まだこの頃は子株の域を超えていない。自分が育てている王妃雷神白中斑は、成長が遅い。新しい葉っぱが展開するサイクルと、下葉が枯れるサイクルが若干展開速度が早い程度で葉数がなかなか増えない。

2018年4月7日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2018年4月7日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2018年4月7日に撮影。数年ぶりにアガベ・王妃雷神白中斑の植え替えを実施。そこまで根は旺盛ではなかったので活着はしているもののもう少し育て方に工夫が必要。根が枯れ込んでいてもう少し水を頻繁に与えたほうが良いかもしれない。下葉が結構枯れているので取り除いて植え替えを実施した。3号丸鉢から3号角鉢へ少し用土のボリュームもアップさせた。

2018年8月5日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2018年8月5日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2018年8月5日に撮影。葉の枚数はほとんど増えていないが、きちんと成長はしてくれている。

肉厚の葉が美しいが特に新しい葉が展開する時のパシッとした部分が自分は好きなところです。水のカルキ成分が残ってしまった。夏は水道水の消毒が強いので潅水の際は葉を汚してしまうので注意しなければ。

2018年8月7日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2018年8月7日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2018年8月7日に撮影。上記の写真の2日後、ほんの少し葉が開きましたが、この開き具合も美しい。

2018年10月5日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2018年10月5日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2018年10月5日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑。8月下旬より新しい葉を何枚か展開した。コンパクトなアガベはやはり見ていて可愛らしい。また場所をとらないのがよい。涼しくなってから元気になってきたことから夏型ではあるが猛暑では成長が止まるようだ。

2020年4月11日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2020年4月11日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2020年4月11日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑。前回の植え替えは2018年。その頃に比べると葉が重なって一回り大きくなったように思える。それでもプレステラ90(3号角鉢)に収まる程度でコンパクトで場所を取らないアガベだと思う。

2020年9月2日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑
2020年9月2日に撮影したアガベ・王妃雷神白中斑

2020年の梅雨は非常に長く8月になってから関東圏は梅雨明けとなった。アガベ・王妃雷神白中斑に関しては日照要求が少ないのか、もしくは徒長しにくいのか他の種類のアガベに比べて梅雨から梅雨明けの猛暑まで少しずつ成長しているように思えた。秋は成長する機会なのでこのタイミングで大きくしていきたい。

栽培環境は暑く夜に気温が下がりにくい風通しがよいようで2日くらいで用土が乾くので、2日に1回程度の水やりを行っている。

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この記事を書いた人

yurupu

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。大体300鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。