ユーフォルビア・オンコクラータ(Euphorbia oncoclada f.crist)育て方

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ユーフォルビア・オンコクラータの綴化タイプについての魅力や育て方を紹介しています。

ユーフォルビア・オンコクラータ【綴化】について

ユーフォルビア・オンコクラータ(綴化)の写真

ユーフォルビア・オンコクラータはマダガスカル島原産でトクダイグサ科トクダイグサ属(ユーフォルビア属)に分類されています。「綴化(テイカ、またはテッカ)」とは本来「点」である生長点が帯状に変化し、茎が棒状ではなく幅広の帯状になる現象です。植物学上では帯化(たいか)や石化(せっか)とも呼ばれるそうです。綴化品種は本来の姿とは違う「奇形種」ですが、複雑怪奇で何とも言えない魅力的な姿に成長します。

ユーフォルビア・オンコクラータ【綴化】の育て方

ユーフォルビア・オンコクラータ(綴化)の写真2枚目

ユーフォルビア・オンコクラータは夏生育型の多肉植物なので、一年を通して日光のよく当たる風通しの良い場所で育てるのが良いようです。暑さにはめっぽう強く4月から9月の気温の上がる時期に最も旺盛に生育します。夏場なら多湿にならないように注意すれば生育が鈍ることはありません。ただし強光に当て過ぎると綴化品種の複雑怪奇な帯状の成長ではなく、棒状に成長する部分が出てきます。綴化品種の場合、夏場はやや遮光するのが無難のようです。

オンコクラータの水やりについて

冬場は水やりを控えて極力乾燥した室内環境に置くようにしています。乾燥させると樹液の濃度が濃くなり、ある程度の低温なら耐えられるようです。気温が上がり始めたら徐々に水やりを始め、9月頃までは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしています。オンコクラータは多湿を嫌うため葉水を避け土にだけ灌水するように注意しています。

用土について

オンコクラータは保水力の高い土を用いると根腐れしてしまうので、水はけのよい土で栽培しています。ホームセンターにあるサボテン用の培養土は水はけがよく適しているようです。鉢底石を厚めに入れて排水層を余計に作るようにしています。

オンコクラータの冬の管理について(耐寒性について)

冬季の灌水を断ち乾燥させた状態であれば野外で越冬も可能ですが、樹体が全体的に褐色に変色してしまいます。冬季はなるべく室内の明るい場所に取り込んで管理するように心がけています。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。