多肉植物や塊根植物を普段ベランダで育てていて室内には植物をほとんどおいていないが冬には取り込みを行っています。ゆるぷが冬期限定で利用しているラック「Quadraspire QAVM」の紹介。万人にはおすすめできませんがおすすめです。
冬期限定の室内の植物ラックの状態
11月頃、まだ東アフリカやマダガスカルなど寒さに弱く最低気温が10度を下回る前の植物を取り込んだ状態。リビングの日当たりの良い場所においています。
このくらいの植物の鉢数だと見栄えも良い。主にパキポディウムやマダガスカルのユーフォルビア中心の取り込みです。
寒くなり徐々に取り込む植物が増えると段数を増やします。12月下旬の13時頃の写真ですがまだ寒さに強い南アフリカのユーフォルビアやアガベなどは取り込んでいない状態です。
少しずつ寒くなるに連れて取り込む植物が増えてくる。大体この鉢数の3倍位を管理しています。寒さに強いアガベや冬型の植物は外で管理しています。別の窓のところには下記の無印のラックを室内で利用しています。
基本的には冬になるとほとんど水を与えず、1ヶ月に1回程度この状態で水を与えるか、よく晴れた温かい日は午前中に鉢を外に出して水を与えたりしています。
斑入りアガベや小さい苗のアガベ、冬型などを取り込むと置き場がなくなるのでラックを展開して床置きが増えていきます。
2019年冬シーズンは、ガラスの棚板を1段追加しました。植物栽培目的だとガラスがよいですね。このQuadraspireシリーズは棚板が6種類から選べます。2019年シーズンは別の場所に主に大きめの鉢のアガベを置けたり、室外越冬させたため結構余裕がある状態で越冬できました。
植物用ラックQuadraspire QAVMの紹介
元はオーディオ用のボードです。コンパクトなシステム用でラック自体は10年以上前から利用していて、5年前くらいから植物ラックとして利用しています。素材はMDFに天然木の突板仕様。重量があり振動を抑えて音質向上の効果がある。耐荷重量も十分です。
棚板の種類は、ブラック、チェリー、オーク、ダークオーク、ガラス、梨地ガラスの6種類から選べる。自分はチェリーの棚板とガラスを所有しています。セット売りとパーツ単体からの組み上げが可能。インテリアとしても耐える非常に美しい棚板だと思う。
またポールの長さが6種類(100mm、140mm、180mm、216mm、256mm、326mm)、足が3種類(スパイク、フラット、キャスター)。色がシルバーかブラックで選べる。
棚板自体もQAVX(幅1,630mm x 奥行き520mm)、QAVM(幅1,085mm x 奥行き500mm)、Q4D(幅600mm x 奥行き475mm)の3種類。サイズ間での組み合わせはできない。QAVXとQAVMはポールの太さも19mmと32mmで選べる。
さて、ここまで説明してきましたが、肝心のお値段ですがオーディオ機材ということもあり高い。
まずチェリー棚板一枚単品は¥46,200(税込み)、ガラス棚板1枚単品は¥50,600(税込み)、チェリー3枚+足+ポールのセット価格は¥147,400(税込み)。ポールは長さ関係なく1本¥2,310(税込み)1本じゃ役に立たないので1セット4本だとすると¥9,240。平足F19Fも1本¥2,310(税込み)のセットで¥9,240。
2段2台をQAVMのチェリーとガラスで作ろうとするとチェリー46,200×2+ガラス50,600×2+平足9,240×2+ポール高さ出すため組み合わせてるので16本で2,310×16。合計すると¥249,040。高い…オーディオ機器と比べると安いですが植物用ラックとしては高い。ただ組み合わせ自由で冬期以外はバラせてインテリアで利用できるラックがあまりないのですよね。
自分の場合は元々持っていたのですがもしいま室内用ラックを導入するならば、無印良品のステンレスユニットシェルフの小(高さ83cm)に突板タイプの棚板で組むと思います。帆立4つ(3,490×4)と棚板オーク材84cm幅6枚(3,590×6枚)で35,500円に補強パーツで、45,430円。ベランダでは無印良品のステンレスユニットシェルフを利用しています。
植物用ラックQuadraspire QAVMの組み立て
2020年の冬シーズン。急に寒くなり寒さに弱いタイプの塊根植物が落葉を始めたので取り込みの準備。まずは1台だけ作ることにしました。利用しないときは物置で縦置きで収納しています。
Quadraspire QAVMを組み立てました。5分ほどで終了です。2020年の冬シーズンも少しずつ取り込みをしていきます。