オプンチア・ランセオラータ(青海波)(Opuntia lanceolata f. cristata.)育て方

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皺を増やしながら肥大成長していくので変わった植物体の容姿を楽しむ事ができるウチワサボテンの仲間オプンチア・ランセオラータ(青海波)の紹介と育て方

オプンチア・ランセオラータ(青海波)(Opuntia lanceolata f. cristata.)について

オプンチア・ランセオラータ(青海波)の写真1

オプンチアランセオラータはサボテン科・オプンチア属に分類されるウチワサボテンの一種です。原産地は多くのサボテン種が自生するメキシコとされています。和名は「青海波(セイガイハ)」と称され千本剣の綴化種です。

この綴化によって脳の皺が増えるように成長するため、脳みそサボテン(ブレインカクタス)」と呼ばれています。皺を増やしながら肥大成長していくので変わった植物体の容姿を楽しむ事ができます。成長が早く、再生力もとても強いので、比較的栽培は楽なサボテンです。

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オプンチア・ランセオラータ(青海波)の育て方

オプンチア・ランセオラータ(青海波)の写真2

オプンチア・ランセオラータ(青海波)は年間を通して日当たりの良い環境を好む様です。ただし湿度の高い夏に直射日光を当てすぎると葉焼けを起こしてしまうようです。日光量が多い梅雨・夏の間は半日陰で風通しの良い環境で育てるのが無難なようです。雨当たりのある場所で皺の間に水が貯まっている状態が続いてしまうと、葉が腐れを起こす場合があるので注意が必要です。

水やりについて

土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えるようにしています。水遣りの後、必ず受け皿に溜まった水は捨てるようにしています。水やりは控えめの方が、締まったいい株になります。成長期の春と秋は1週間に1回程度、夏は2週間に1回程度で十分です。冬は断水を心がけて1ヶ月に1回程度を目安にしています。

冬の管理について(耐寒性について)

寒さに弱いので、10℃を下回る冬の間は、室内の明るい場所に置くようにしています。
霜や雪にあたる場合は必ず室内に移して育てています。

植え替え方法について

オプンチア・ランセオラータ(青海波)の写真3

2〜3年おきに古い土を落として植え替え作業をしています。長い間植え替えないでいると、鉢内に根が密集して水はけが悪くなります。また、土の中の栄養素が減ってしまい、生育が悪くなってしまいます。サボテンは特に根腐れを起こしやすく、古い土になじまなくなる性質があるため、2〜3年おきに植え替えを行う必要があります。適期は生育期の春と秋のようです。

植え替え前は断水して株を乾燥させると活着率が良いようです。鉢の中の土が完全に乾ききった頃行います。古い土を落とし古い根や傷んだ根を切り取り、切り口を洗い流してから一回り大きな鉢に植え替えるようにしています。植え替え直後は水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。

肥料について

基本的に肥料は施さなくても十分に良く生育します。施す場合は植え替えの際に元肥として緩効性肥料を少し混ぜる程度にしています。液肥などの追肥はほとんど施していませんが問題なく生育しています。

病害虫について

水はけと風通しが悪く蒸れてくるとさび病やうどんこ病などの病気が発生したり、カイガラムシなどの害虫が付いたりしてしまいます。多湿になる夏場と水分が蒸発しにくい冬場は蒸れを起こしやすいので、乾燥ぎみの環境を心がけるようにしています。

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この記事を書いた人

だいたいちょっきん

都内で南西ベランダで植物を育てています。