原種シクラメン・ミラビレ(Cyclamen mirabile)の育て方、栽培記録

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毎年夏の終わりの9月〜10月に綺麗なピンクの花を咲かせる多年生の球根、原種のシクラメン「シクラメン・ミラビレ(Cyclamen mirabile)」の栽培記録や育て方などを紹介

シクラメン・ミラビレについて

シクラメン・ミラビレ(Cyclamen mirabile)はトルコ原産。日本では原種シクラメンとして扱われていて、園芸店などに売られているシクラメンよりも小さい綺麗な花が咲く。

シクラメン・ミラビレの栽培記録・成長記録

2018年10月1日に撮影したシクラメン・ミラビレ
2018年10月1日に撮影したシクラメン・ミラビレ

2018年10月1日に撮影。単独で一輪の花が咲いた。例年よりは若干遅めだろうか。水やりを控えていくと春先に地上部は枯れて夏の間は休眠になる、水やりは行わない。なかなか夏を越すのが難しい場合があるようだ。花が上がってきた頃から徐々に水やりを行う。

2018年10月5日に撮影したシクラメン・ミラビレ
2018年10月5日に撮影したシクラメン・ミラビレ

2018年10月5日に撮影。成長を始めると多くの花を咲かせる。

2018年10月29日に撮影したシクラメン・ミラビレ
2018年10月29日に撮影したシクラメン・ミラビレ

2018年10月29日に撮影したシクラメン・ミラビレ。花がいくつか咲き終わる頃葉っぱが展開する。葉っぱは特徴的な葉っぱが多く個体差がある。クリスマスツリー型だったり白色部分が多かったり花以外も楽しめる。

葉の裏が赤い。

自分の育成環境だと数年前まではいくつかの特徴が違う鉢を持っていたが、夏を越せなかったり冬の間に断水する植物に囲まれて水涸れさせてしまったりさせてしまった。

2018年10月29日に撮影したシクラメン・ミラビレ
2018年10月29日に撮影したシクラメン・ミラビレ

2018年10月29日に撮影。シクラメン・ミラビレの花はだいたい1ヶ月程度入れ替わりで咲き続くので1ヶ月程度楽しめる。年数が経つと球根が大きくなるがそれでもサイズは3.5号鉢程度に収まっている。園芸店などでよく売られているシクラメンに比べるとかなりコンパクトで、これは育て方かもしれないが葉の数、葉のサイズ、花の大きさ、花のサイズなども全体的に小さい。

見栄え的には葉の密度がもう少し増えてほしいところではあるが、ベランダなどで楽しむには原種シクラメンは良いだろう。

表土付近はこのようになっており、球根は深くは埋めないほうがよいようだ。シクラメン・ミラビレは横に広がった後に葉や花が立ち上がる。球根が腐りやすく水はけの良い用土と、できれば直接真ん中にはかけないように水やりをするとよいだろう。

この鉢は2年以上植え替えを行っていないが毎年植え替えたほうが良いだろう。

2020年5月10日に撮影したシクラメン・ミラビレ
2020年5月10日に撮影したシクラメン・ミラビレ

1年前に植え替えたシクラメン・ミラビレ。今シーズンもきれいに花を咲かせてくれましたが、種がいくつかできた模様です。なんどかこういうことはありましたが収穫まではいけたことがなく、シクラメンの種の収穫は初めてなのでぜひこのままうまく行ってほしい。

2020年6月21日に撮影したシクラメン・ミラビレの種子
2020年6月21日に撮影したシクラメン・ミラビレの種子

シクラメン・ミラビレは既に6月上旬には地上部が枯れて種子ができた。夏の終りに種から育ててみても良いかもしれない。

2020年8月12日に撮影したシクラメン・ミラビレの種子
2020年8月12日に撮影したシクラメン・ミラビレの種子

種ができてだいぶ放置してしまいましたが、採取しました。自家受粉のため発芽するかわかりませんが秋口に播種してみたいと思う。冷蔵庫の野菜室にいれてあります。いくつかtwitterで欲しい方を募集して配布しました。もし発芽する種であれば栽培環境の違いを見るのが楽しみです。

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シクラメン ミラビレの販売

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。