葉っぱがなく根っこしかないように見える着生の無葉蘭、キロキスタ・パリシー(Chiloschista parishii)の栽培記録や育て方の紹介です。
キロキスタ・パリシー(Chiloschista parishii)について
キロキスタ属(Chiloschista)は約20種類ほど登録されている。東南アジア原産が多いようだ。中央の本体からやや太い根を伸ばして着生する。葉っぱは無い無葉蘭。
冬の間は数日起きに水を与える。春〜秋にかけては毎日水を与える。春に花が咲く。
乾燥してくると白く水っ気がなくなる。乾麺のようになる。乾燥しすぎると根が枯れてしまう。水を与えるとやや根の色が緑色に変わる。
キロキスタ・パリシー(Chiloschista parishii)の栽培記録・成長記録
2020年のサンシャイン池袋のらん展で購入しました。比較的育てやすいとのことですが乾燥しやすく霧吹きをよくかけるとよいと言われた。乾燥しすぎる場合はビニール袋をかけるとよいと教えてくれた。写真真ん中がキロキスタ・パリシーです。
花芽が徐々に出てきました。開花が楽しみです。冬の間は室内で管理をしていますが頻繁に霧吹きをおこなっているものの根の途中が干からびてしまっています。気温が高いうちはもう少し霧吹きではなく水やり回数を増やして管理していく必要があると感じます。
なんとか湿度を保つ設備がないなか冬を越して開花してくれました。最近は週に1回バケツに水をはりごく少量の液肥を加えたものに漬けるようにして水やりをしています。まだ室内で管理をしていますが暖かくなったら外に出してシャワーで頻繁に水を与えられたら良いなと思う。キロキスタ・ビリディフラバとの花の違いがパット見た感じだとわからない…
2020年シーズンは半日陰の棚下で他の鉢の水やりのタイミングとあとは2日に1回程度はシャワーで水を与えていた。冬になり最低気温が10度〜5度なったら室内に取り込み。室内では毎日霧吹きで水を与えているが若干乾燥気味。それでも今年も花を咲かせてくれそう。
今年もキロキスタ・パリシーはなんとな咲いてくれた。twitterやブログではたくさんの花を咲かせている栽培が上手な方が多いのですが、なんとか自分の乾燥系主体の管理でも咲いてくれるのは嬉しい。できれば室内に着生ラン用のガラス温室などを設置したいがまた色々試行錯誤を行ってみたいと思う。
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キロシスタの販売
現在、楽天市場やYahoo!ショッピングでは「キロシスタ」の取り扱いが無いみたいです。