マダガスカル原産の塊根系ユーフォルビア、ユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)の育て方、栽培記録の紹介です。
ユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)について
ユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)はマダガスカル原産のユーフォルビアです。マダガスカルの南西部に自生しているらしい。
写真では塊根部分が地上に露出していますが、自生地では地中に埋まっています。塊根部分から細い枝を伸ばし節の部分から葉を出します。
枝と葉のバランスがどこか和を感じさせてくれる部分でもあります。ユーフォルビアの薄く細長い葉っぱは綺麗です。同じマダガスカル原産のユーフォルビア・サカラハエンシスも同じような葉を持っています。
ユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)の栽培記録
冬の育て方
ユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)は気温が下がる冬になると成長が止まり寒さに当たると落葉します。大体最低気温が10度を下回ってくる頃に室内に取り込みますが室内が温かいと落葉せずに越冬します。
葉がある場合は根腐れが怖いですが少量の水を与えたほうが良さそうです。温かい場合は多少成長するようです。
夏の育て方
春に植え替えを実施しました。結構塊根部が大きく根があるため深植えにしようと思いましたがあまり深くできませんでした。次回植え替え時にはロングポットなどに植え付けてみたいと思う。前回より1シーズン経過して節が一つ増えた感じです。
春と秋によく成長をするようです。真夏は気温が高すぎるためか成長が緩やかになります。成長期は用土が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。半日陰で管理したほうが調子は良さそうでした。
今シーズンの冬は、新型コロナウイルスによって在宅勤務となり日中家にいる事が多く室温が暖かく休眠せず少し成長をしていました。
冬にユーフォルビア・ヘディオトイデス(Euphorbia hedyotoides)が開花しました。節の部分から小さい花を咲かせてくれました。そのうちぜひ受粉させて種を採取してみたいです。
ユーフォルビア・ヘディオトイデスは今年も開花してくれました。枝が増え見応えがあります(ただし狭い栽培場だと案外邪魔になります…。)塊根部分は目に見えた成長はありません。
ユーフォルビア・ヘディオトイデスは今シーズン結構大きくなってくれました。この枝の広がりになると冬の取り込みのときには多少邪魔になりますが、細い枝に細い葉っぱが展開していく姿は美しいです。
冬に落葉して、春に新芽がでてきましたが去年とあまり容姿が変わっていませんね。場所は取るのですが相変わらず可憐な感じで美しい植物だと思います。
枝ぶりが大きくなってきて、立派になってきました。ラックなどで育てている場合は、若干邪魔です!