2021年6月21日~7月3日まで開催されていた、彫刻家の萩原さんの個展「WEEKLY SCULPTURE」に行ってきました。デジタル彫刻と主に3Dプリンタによる作品展示。
開催概要
- 日時:2021年6月21日〜7月3日
- 時間:11:30〜19:30
- 場所:入谷駅 いりや画廊
- 住所:〒110-0014 東京都台東区北上野2-30-2
レポート
緊急事態宣言明け(予定)の6月21日から2週間、東京いりや画廊にて個展を開催します
— 萩原 亮 RYO Hagiwara (@rrrhagi) May 29, 2021
僕は火・水・木・土に在廊予定です。
今回は基本的に、立体作品は受注制作とさせて頂きます
ご購入の相談などは作家在廊日にお越しいただくか、メール、DMなどでよろしくお願いします
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最近、3DCADや3Dモデリングでオリジナルの植木鉢を作っているのですが、たまたま3Dプリンタを使った作品展示を行っているということで普段は博物館や美術館くらいしか行かないのですが、行ってきました。
作品はとてもわかりやすくて、可愛らしい。そしていくつかの製造方法ですが主に積層型のFDMで作られているということで、あまり他の人が作る3Dプリントのプロダクトを見てみたいと思いました。
当日の交通の都合で上野から徒歩で歩くことに。緊急事態宣言ではないですが以前に比べると少し人が減ったなあという印象。昭和通りを北上。昔はバイク屋が連なっていたし車道脇にバイクが沢山止まっていた気がするんだけども特に面白いお店はない高速道路下を歩く。
最終日のギリギリの時間に到着。お客さんが常に入ってきて何名かいらっしゃいました。
同じデザインでサイズや素材が複数展示されていました。3Dプリントのメリットの一つはサイズがある程度自由に変えられることかなと。個人的には中くらいのサイズがとてもよいと感じました。
造形も製造もとても美しい。多分ナイロンフィラメントの無塗装かな?この辺の話をお伺いできればよかった。
犬を飼ってたことがある人はわかるのですが、犬のモデルがいくつかあるのですがほんと表現としてすごいなと。これを3Dのスカルプトで作るというプロセスもとても気になる。(きっとリアル粘土を削るのもデジタル粘土を彫刻するのはそれほど変わらないのかもしれない)
3Dプリンタのメリットとしてサイズを可変できるとしましたが、色はあとから着色すれば何色にでもできるが、ある程度プリント素材の色は複数あり、色も自由に選べるというのが良いですね。
金属(真鍮?)のモデル。これは3Dプリンタで型取りをしたのかな?FDMモデルの場合はトサカが別体製造。今のところは多色プリントよりも、違う色でプリントしたものをくっつけたほうが楽だし見栄えがとてもよいなあと。
大きいモデルはよいなあ。置き場所がない。猫を飼っているということもあるが都心の狭いうさぎ小屋にはディスプレイする場所なかなかないですよね。我が家は今の所トイレかPC脇くらい。あと小さいモデルが可愛い。
ということで、受付にあったフライヤーをいただき、ポストカードを購入させていただき帰宅しました。(帰宅してDMM.makeのミニモデルを購入しました)
自分は芸術家でもプロのプロダクトデザイナーでもないですが、色々刺激を受けることができてよかったです。DMM.makeを使った販売方法やオンライン販売メインの手法もよいなあと。
ちなみに自分の鉢もDMM.makeで販売しても良いかなと思って以前自分で計算してありえないくらい高かったのですが改めて見積もり出したら普段販売していない60mmモデル(2号)をナイロンで7,000円くらいでしたよ!