amazon.co.jpでも人気のTINMORRYのCarbon Fiber PLAのレビュー
TINMORRYについて
TINMORRYはオフィシャルStoreはあるもののきちんとした公式サイトや所在が不明。自社生産ラインを中国に持っている模様。OEMメーカーではなさそうなのですが、Polymakerなど所在を明らかにしているかといわれると微妙なメーカー。アメリカのAmazon.comなどでもランキングは上位にいるので一定品質はありそう。
本製品はamazon.co.jpでの取り扱いありです。自分は実は日本のAmazon.co.jpで販売される前にAmazon.comから輸入しました。その後日本のAmazon.co.jpでの取り扱い製品を購入しましたが性質含め同一製品でした。
TINMORRY Carbon Fiber PLAの外観
箱はダンボールタイプ。
TINMORRY Carbon Fiber PLAのスプールは今風のダンボール製。環境負荷を考えるとダンボール製がよい。
スプールの巻は綺麗なタイプ。
TINMORRY Carbon Fiber PLAの特徴
- 米国製のPLA
- カーボンファイバー配合(強度、剛性、寸法精度がよいらしい)
- 0.03mm精度
TINMORRY Carbon Fiber PLAの推奨設定
- Nozzle temperature:200-230℃
- Build plate temperature(bed):45-60℃
テスト印刷設定
一般的なPLA印刷設定に準拠
- Nozzle temperature:215℃
- Build plate temperature(bed):60
- Nozzle:ruby
TINMORRY Carbon Fiber PLA 3DBenchy
3DBenchyを印刷しました。カーボンファイバー配合ですが非常に綺麗です。フィラー配合の為、積層痕が目立ちにくい。品質は良さそうに思えます、扱いやすいです。ただ若干青みがある黒のフィラメントです。
Amazonの公式アカウントのコメントから約20%配合されているらしいですが、今まで色々なカーボンファイバー配合のPLAフィラメントを使ってきましたが線が綺麗で積層が多少目立つので細かめの繊維か、配合が他のカーボンファイバー配合のフィラメントよりも少ないのかも。
色味は、一般的なマットブラックよりも同等かやや光沢が抑えられた感じ。特殊なマット系や多くのカーボンフィラメントに比べると光沢は強め。若干写真ではわかりにくいですが設定が同じ状態で造形はTINMORRY Carbon Fiber PLAのほうが綺麗だと思います。