アメリカのアリゾナ州〜メキシコのソノラ砂漠付近が原産のブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の育て方や栽培記録の紹介です。
ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)について
乾燥した砂漠地帯が原産のようです。潰したり剪定するとやや柑橘系の匂いがする葉っぱ、幹の部分が成長すると樹皮が剥がれるような感じが魅力的な灌木です。
ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の育て方は比較的容易で都内のベランダであれば外で越冬が可能です、2020年冬シーズンは完全に落葉しませんでした。水やりは少なめでも育てられます。水やりが多く日照がやや足りないと徒長しやすいですが、定期的な剪定で切り戻すとよい。仕立てたほうが見栄えがよく盆栽的なアプローチがよさそうです。大きく成長させることもできそうですが「普通の樹木」感が強く面白みにかけるかもしれません。
ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の現地球や長期栽培で大きくなった株はなかなか作り直しが難しいかもしれません。幹の部分の樹皮が剥がれ落ちているテクスチャはかっこいいとは思いますが現地球の場合は剪定や自然にできた傷が目立ちやすいかもしれません。枝を増やして立派な樹形を目指すのも良いでしょう。
ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の栽培記録
というわけで、現地球は枝数が増えるくらいしか変化がないので、ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の実生苗を購入したので実生苗の栽培記録をつけてゆきたいと思います。
小さいブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides)の実生苗です。2020年の秋に入手しました。実生から1-2年経過している感じでしょうか。大きい現地球はベランダで越冬ですがブルセラ・ファガロイデスの実生苗は最低気温が5度を下回ってきた頃に室内に取り込みました。落葉していないうちは用土が完全に乾いたら鉢底から水が出ない程度の水を与えていました。
冬の間は落葉と発芽を繰り返し多分水が足りなかったのではないかと思われます。春になって暖かくなったら早い段階でブルセラ・ファガロイデスを外に出して用土が完全に乾く前に水を与える感じで育てています。
フォークイエリアなどもそうですが灌木系はいずれかのタイミングで剪定が必要だとおもうのですがなかなか難しいです。剪定せずに当分育ててみたいと思います。