アストロフィツムの白ランポー玉と兜丸の交配種、アストロフィツム・白ラン兜。アストロフィツムは多くの交配種がありますが、ここで取り上げる株は兜丸の特徴が強く出ているように思えます。
アストロフィツム・白ラン兜について
アストロフィツムの交配種は本当に様々。昔から先人たちが交配を繰り返してきました。同じ種類や交配でも微妙に特徴が違ったりして、たくさんの株を扱っているお店では一期一会と言えると思う。
アストロフィツム・白ラン兜の育て方
夏型ですが成長期は春と秋で、真夏の高温(昼夜の温度差が少ないからか)時期はあまり成長をしません。用土が完全に乾いてから水を与えるようにしますが真夏は水やりを控えめにしています。
よく直射日光を当てたほうが元気に育つようですが、自分の環境だと半日陰の環境で水を少なめで育てています。日照を当てないとあまり花が咲かないようです。
用土は水はけのよい用土で、赤玉土と桐生砂を混ぜたものに元肥としてマグァンプKを少量いれた用土を利用しています。
なお5年以上栽培をしていますが、どうも本人から放置してほしいという申し出があり半日陰で冬の取り込み以外はほとんど動かさず、成長期でも1週間〜2週間に1回程度の水やりになっています(笑
アストロフィツム・白ラン兜の栽培記録・成長記録
2015年8月23日に開花したアストロフィツム・白ラン兜です。
2016年のシーズンもアストロフィツム・白ラン兜が開花してくれました。大体午前中約3時間くらい直射日光が当たる環境で、お昼過ぎからは明るい日陰になってしまう環境で育てています。
アストロフィツム・白ラン兜は冬の間ほぼ断水で、窓際の日当たりの良い場所に置いています。大体3時間程度の午前中の柔らかい光が当たります(大体AM7:00〜AM10:00位)
2019年3月30日にアストロフィツム・白ラン兜を植え替えました。前回の植え替えから4年以上が経過していると思います。根張りがすごく旺盛というわけでもなく特に病気になっているというわけでもなく。まんまるでずっしりです。
用土は桐生砂とゴールデン培養土を2:1で混ぜた水はけの良い用土を利用することにしました。
2020年5月31日に撮影したアストロフィツム・白ラン兜です。若干下部の部分が凹み(腰折れ)水が足りていない様子。刺座の部分を数えてみると2つくらい増えているように思えます。
3年ほど開花しておらず蕾が上がるが開花がしない。少しの日照と水が不足気味なのだと思います。2020年はもう少し世話をしてあげようと思う。