アガベの土、用土について(2020年版ゆるぷの配合を紹介)

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アガベで利用している土、ゆるぷの用土の配合(2020年)の紹介です。アガベは比較的どんな用土でも育つと思いますが、自分が扱いやすいと思った用土の配合の紹介です。2015年くらいからは同じような配合でアガベを育てています。

アガベの用土について

配合したアガベ用の用土
配合したアガベ用の用土

アガベの用土は、オリジナルで配合している。2015年くらいから変わらない配合となっている。多肉植物全般だが、夏に毎日2回水を与えるといったような水やりをするケースが少なく、また現地では過酷な環境下で生育している植物が多いため肥沃な用土を必要としないものが多い。

水はけがよい用土が適していると思う。気候がちょうどよいと水を与えると成長速度が早くなるように思う。その場合は水やり頻度(灌水頻度)で調整をするとよい。なおこの用土だと真夏や気温が高い時期だと1日〜2日程度で乾く。

ゆるぷのアガベ用土の配合

パーミキュライトをふるいにかけて除いたゴールデン培養土と、赤玉土、桐生砂の配合を利用している。有機物を含まない基本用土は何でも良いと思いますが、桐生砂を好んで利用しています。

硬めの砂が好きで、赤玉土を利用する場合は良質なものを利用する。品質が悪い場合や長期利用時には崩れて微塵がでたり通気性が悪くなる。保水力が若干高めなので崩れにくい桐生砂と混ぜて利用しています。よく鹿沼土が利用されますが個人的には好きではないので長らく利用していません。

上記の土を配合してアガベ用の用土を作っています。小さい鉢(〜5号)の場合は赤玉土と桐生砂は小粒。大きい鉢(5号〜)の場合は中粒を選択しています。なおこの用土の組み合わせだと水はけはかなりよい用土になります。

ゴールデン培養土はいくつか種類があるが、ふるいを使って細かい用土は分けて利用していないので入手しやすいものでよいとおもいます。(培養土なので配合が違うだけだとおもいますがペレット状のものの形も若干違う気がしますが気にしていません!)

配合の割合

配合前のアガベの用土
配合前のアガベの用土

ゴールデン培養土:赤玉土:桐生砂を1:1:1の均等配分している。鉢が大きくなる場合(目安として5号以上)は赤玉土と桐生砂の割合を増やすか若干軽石を入れる。逆に小さい鉢(2号〜3号)だとゴールデン培養土の割合を気持ち増やしている。

用土に適当な量のマグァンプKを入れ、鉢にも植え付ける際にマグァンプKを適当量いれている。植え付けたらたっぷりの水を与え粉塵を流します。

なぜこの用土なのか?

集合住宅に住む人が多いと思う。人口の多い都市部は集合住宅率が50%を超えている。必ずしも様々な用土を用意してその植物にあっているだろう用土を配合することは難しい。市販の培養土に水はけ調整をするという用土作りを基本とすることにより必要な用土を減らし汎用性を担保している。

他の多肉植物もほとんどこの用土の組み合わせで割合を変えて利用しています。2015年より前は腐葉土と赤玉土と鹿沼土を混ぜたものを利用していました。というよりアイリスオーヤマのゴールデン培養土が好きです。

アガベの鉢について

アガベは根が長く張るのでできる限り高さのある鉢。もしくは一回り大きな鉢に植え付けるとよい。春先成長期に入る前であれば根を整理するほうがよいかもしれないが、アガベは根をいじると根が張るまで成長を再開しない。最近は枯れた根を整理する程度で鉢増しする場合が多い。

アガベの植え替えのタイミング

アガベの植え替えタイミング
アガベの植え替えタイミング。用土がほとんど見えなくなっている

大体2〜3年で根鉢になり、鉢よりも葉が大きくなるので植え替えを実施している。用土も3年位は形を残してくれます。

今後、アガベの用土で試してみたいものは「球根を育てるような肥沃な用土に植えてみる」「基本用土単用で植えてみる」「ゴールデン培養土単用で植えてみる」などで試してみたいとは思います。

ゴールデン培養土の購入

赤玉土と桐生砂は近所の園芸店かネット通販で、ゴールデン培養土は主にAmazonで購入しています。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。