ケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生、成長記録(2021年7月〜)

多肉質な葉っぱと小さい灌木に成長するケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)を種から実生で育ててみました。実生からのケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生の成長記録、育て方などの紹介。

ケラリア・ピグマエアの種を播いてから…
1235日(約3年4ヶ月16日)経過中

ケラリア・ピグマエアの実生記録

入手経路としてはtwitterのフォローワー様からスペシャルなケラリア・ピグマエアの種を譲っていただきました。

ケラリア・ピグマエアの種子

ケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の種子
2021年7月5日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の種子

特に事前処理をすることなく2021年7月5日にそのままケラリア・ピグマエアの種を撒くことにしました。通常の多肉植物用の培養土に腰水管理です。蓋などはしていません。栽培環境は室内LED栽培で水槽内です。

2021年7月8日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年7月8日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

播種から3日でケラリア・ピグマエアの発芽が1つ確認できました。この鉢からは結局この1つのみ発芽でした(3つ播種)水が切れないように管理しています。

2021年7月16日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年7月16日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

種を播種から約10日のケラリア・ピグマエア。一番最初の葉が展開しました。成長はなかなか早いと思います。この頃から半腰水状態で水枯れには注意しています。LED栽培の環境は35度〜26度程度。照射時間は12時間。照度計の計測だと8,000Lux程度です。多少光量を落としているのと水槽の一番端の光の弱いところで育てています。

2021年7月20日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年7月20日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

前回の撮影から4日後のケラレア・ピグマエアの実生苗。新しい葉っぱが展開しました。やはり成長早いですね。葉焼けも徒長の感じもしないので環境はちょうど良いのかもしれません。この頃から水槽内が高温になるので空調調整で32〜26度くらいの温度です。

2021年7月31日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年7月31日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

播種から26日経過した実生のケラリア・ピグマエア。葉っぱが多く展開してきました。成長早いですね。このまま大きくなってほしいです。水は用土が乾かない程度を意識して水を与えています。

2021年8月14日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年8月14日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

ケラリア・ピグマエアの播種から約40日が経過しました。どの植物もですが小さいうちは目に見える成長がある場合が多く育てている側も楽しい。環境は大きく変えておらず鉢皿トレーの水がなくなり用土が乾いたらトレーに水が貯まるくらいの水を与えています。自分の環境だと4日程度で鉢皿トレーの水がなくなります。大体5日に1回程度水を与えています。

2021年8月30日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年8月30日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

種を播いてから約50日経過したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗。枝分かれをして一回り大きくなったように思えます。用土が乾燥したら鉢皿に若干貯まるくらいの水を与えています。現在の栽培環境だと4日程度で鉢皿及び表土は乾いた状態になります。

2021年10月2日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2021年10月2日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

種を播いてから約3ヶ月(90日)のケラレア・ピグマエア。塊根部分は見えないのでどのくらいの太さに成長しているかはわからないが分頭もしていて葉が増えてきました。ピグマエアな師匠によると脇芽を出すために摘心してもよいとのことですが2株育てているのでこの株はこのまま育ててみたいと思う。

数日前から日照(LED)を若干強くしました。大体30,000lux程度の光で育てています。水やりはあいかわらす週2回。水やりのタイミングでは用土は大体乾いている状態です。

2022年1月7日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

種を撒いてから約半年のケラリア・ピグマエアの実生苗です。葉っぱもボリュームが出てきて立派になってきました。育て方は変わらず約30,000luxくらいのLEDで週に2回の水やりをしています。肥料は用土に含まれる肥料分のみで液肥などは与えていないです。そろそろ不定期に液肥を与えてみたいと思います。

2022年2月22日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

ケラリア・ピグマエアが開花してくれました。多分以前にも開花していたと思うのですが見逃してしまったように思えます(日数的にはこの日まで種を撒いてから270日程度)。花粉が見えますのでこの株は雄株でした。他に一緒に実生から育てている株が雌株であることを願いたいです!

育てる環境は相変わらず、室内のLED栽培で大体日中24度〜17度程度、約30,000Lux、水やりは週に2回(鉢皿に水が溜まってそのまま)というケラリア・ピグマエアの育て方です。

2022年3月13日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗
2022年3月13日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)の実生苗

種を撒いてから8ヶ月8日経過したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)ですが、鉢がパンパンだったので植え替えすることにしました。前日に水を与えてしまって失敗したなあと思いつつも、鉢上げしてみると立派な親指大の塊根ができていました。一回り大きな鉢に植え付けて数日日陰で休ませてまたLED栽培を再開したいと思います。

2022年5月8日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)
2022年5月8日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea) 鉢:SSN鉢(SSN04)

植え替え後、成長が止まっていましたが暖かくなってきて成長が再開されました。室内でのLED栽培を継続していますが一緒に育てている植物を鑑みて少しだけLEDを弱めました。光源に上底などをして近づけてもよいかもしれません。

2023年12月15日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea) 鉢:SSN鉢(SSN04)
2023年12月15日に撮影したケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea) 鉢:SSN鉢(SSN04)

そろそろ鉢の中の根っこがパンパンになっていて早急に植え替えしてあげたほうがよいとおもいます。葉が小さくなってますが根詰まりなどの影響の可能性もありますね…。剪定して植え替えしてあげたいと思います。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。