文京区の駒込駅、千石駅にある桜が有名な六義園に行ってきました。2万7000坪という広大な東京都立の庭園です。真夏で見どころは少ないですが都心部で森林の中を歩ける貴重な公園です。
六義園について
休園日は年末年始。みどりの日(5/4)と都民の日(10/1)は無料公開。2020年は新型コロナウイルスの影響で一時休園していました。入園料は一般個人で300円。65歳以上の割引と、年間パスポートがある。営業時間はAM9:00〜PM5:00(最終入園16:30)
徳川綱吉時代の1702年に回遊式築山泉水の大名庭園として作られたようです。その後三菱の創業者に買い取られ東京市に寄付された。池をめぐる園路で様々な景色が楽しめる。
2020年8月12日。本当に連日暑く本日も35度近くの気温。園内は若干涼しいものの避暑にはならないくらい暑い。夏の庭園は「夏です!」って感じであまり見頃の植物などは少ないが、普段なかなかたくさんの緑に触れることがないので非常に良いと思う。
大体どこの公園や庭園も蝉の大合唱である。春の六義園は桜の時期は非常に混んでいて入場までに並ぶ位たくさんの人が来る。夏のオフシーズンと新型コロナウイルス、真夏の平日の一番暑い時間ということもありほとんど人がいなかった。
駐輪場が園内にある。駐車場はないが近くにコインパーキングはそれなりにある。電車で来る場合はJR駒込駅、東京メトロ南北線から徒歩6分。巣鴨駅や千石駅からも徒歩圏内です。
入場料は大人300円。電子マネーが使えるのが嬉しい。入り口近くにコンビニがありそこでコーヒーでも買って入場しても500円くらいで案外喫茶店に行く感覚で行けるのではないか。近くに住んでいるのであれば年間パスポートが良いかもしれない。
有名な枝垂れ桜である。シーズンになると夜桜でライトアップされる。が今は真夏。庭園全体が開花も紅葉もしていなくて元気な緑色と蝉の大合唱。10年くらい前に桜を見に来た以来。
山手線の内側ではあるが高い建物がなくて空が広い。右手に見えるのが標高35mの作った山(築山)、右手の陸地は島になっている(中の島)
のどか。車の音などは端にいかなければ聞こえない。あと運動場が隣接されていて場所によっては野球チームの音が聞こえる。
徐々に順路を進んでゆく。林の中に入ると若干涼しさを感じるようになる。
園内には吹上茶屋というところと、休憩所兼売店にお店がある。滝見茶屋はただの休憩場。渓流が流れていて滝の音を聞くとができる。滝や石組を楽しめる。水上の石の上を歩いて奥に行ける。
休憩。休憩中は1組の夫婦が前を通っただけだった。
ちょっとしたトレッキングコースみたいな感じになっている。大体ゆっくり外周を回ると60-70分のコースだそうだ。
入り口から場所としては一番奥に位置するつつじ茶屋。明治維新後にいくつか庭園内に亭を立てたが唯一現存する建物だそうで、柱と梁にツツジを使っている貴重な建造物だそうだ。
良い感じの雰囲気ですね。
藤代峠を登山する。標高35m。
一番高いところからの展望。池を中心とした庭が一望できる。マンションはここまでこないと見えないが、文京グリーンコートはチラチラ見える。園内から唯一見えるビルだと思う。
カナヘビです。
芦辺茶屋跡で休憩、ここが一番風通りがよくて過ごしやすく、30分程度休憩した。その間誰も来ませんでしたが。全部の工程としては結構足早に歩いたこともあり、休憩時間を入れて1時間ちょっとでした。
都心で緑を感じられる良い庭園でした。ちょっとしたトレッキング気分も味わえました。池の周辺のみ散策してベンチでゆっくりするのもよいと思います。秋の季節にも行ってみたいと思う。