観葉植物や多肉植物の引越しについて、実践レポート

たくさんの植物を育てている場合、大型の観葉植物を育てている場合、どのように引っ越しをするか迷うところ。年に1回くらい大きめの植物の移動を行っているが実際に大量の鉢植え、大きな植物などを移動した際のレポートです。

引っ越し業者は植物を運んでくれるのか?

業者によっては断る場合もあるようですが、何度か引っ越しをしているが引っ越し業者は運んでくれます。一番直近の引っ越しは「アート引越しセンター」でした。

ただ注意点としては枝が折れたりそういったことは保証致しかねるとのことでした。近場の引っ越しだったら軽トラなどのレンタカーを借りて自分でやるのが確実だと思う。

多肉植物の鉢植えの引っ越し(100鉢以上)レポート

できる限りローコストで、できる限り多くの鉢植えを、手間なく運ぶために今回は大きめのダンボールに鉢トレーに入れた鉢植えをトレーごと入れるという方法をとった。この方法が案外楽で良かった。他の方法は全部の鉢を抜き苗にして新聞紙で包む事を考えたが引越し後に300鉢くらいの鉢植えを植え付けるのは死ねる。

引越し業者による多肉植物の鉢植えの引越し

トレーを利用する場合、そこまで数が多くない場合は平積みでよいが最上段に置かなければいけないので段ボールにいれたほうがよい。大きめの段ボールの場合は入るトレーごと入る可能性がある。なお今回運んだ鉢数は約300〜400鉢。

3号(4x6)トレーが段ボールにぴったりだった
3号(4×6)トレーが段ボールにぴったりだった

アート引越センターのMサイズの段ボール(120サイズ)にトレーがピッタリだった。3.5号や4号用のトレーも入りました。自宅にある一番大きい6号用は入らなかった。

1トレーで1つの段ボールを費消することに
1トレーで1つの段ボールを費消することに

1つの段ボールに1つのトレーしか入りませんが、小さい鉢植えが大量にある場合はこの方法が良いと思います。この状態であれば特に問題なく引越し業者は運んでくれると思います。割れ物指定しておいたほうが良いでしょう。投げられると苗が抜けてしまうと思います。

自分で行う多肉植物の鉢植えの引越し

日産NV100クリッパー、軽箱バンをニコニコレンタカーで借りた
日産NV100クリッパー、軽箱バンをニコニコレンタカーで借りた

段ボールに入ったトレーはそのまま引っ越し業者にお願いすればよかったが、大きいトレーやそもそもトレーに入らない大きめの鉢があったので今回は植物の大半は自分で引越し作業をすることにした。レンタカーの予約は楽天トラベルで行うとポイントが付く、あと箱軽バンとか軽トラ、トラックはなかなかどこの店舗でも扱っているわけではないので検索サイトが便利、予約自体は直接行って良いと思う。自分は楽天で探してニコニコレンタカーで予約した

ニコニコレンタカーのT1クラスは12時間で5,000円弱。格安でちょっとボロボロの自動車が多いニコニコレンタカーのT1クラスは引越しや物を運ぶことで酷使されているだろうと思っていたが案の定、植物運ぶのには安心できるクオリティ…。

ニコニコレンタカーについて

自分の車があるので利用シーンが限られるけど、車の状態(エンジンとかブレーキとか)は非常に良いと思う。ちゃんと整備されている。ボロボロなものが多いのと車種の選択が割安の車が多いけど。以前ファンカーゴを借りたけど今風の軽自動車より走らないし、アクセル踏んでも音だけで4人も乗るとサスが、、、カーブはゆっくり曲がらないと車の中のものが全部移動していたよ。

しかし、ノンターボの軽箱バン。走らないし揺れるし曲がるときロールする。でも視界は広いし楽しい。(普段は燃費7kmくらいしか走らない高出力のスポーツセダン、よく走るし止まるし曲がるけど荷物は積めない)

結局段ボールに入らない植物も多く、結構な往復数になってしまった。なお写真の手前の植物の配置だと倒れます。ガタガタ音がするととても不安でした。段差をできるかぎり避けて急カーブを避けて。蓋が閉められなくても段ボールに入れてガムテープで止めておくのがよいでしょう。もしくは引越し業者にお願いする鉢植えにするとよいでしょう。

大きめ観葉植物の鉢植えの引っ越しレポート

大きめの鉢植えの引っ越しは背丈が高い場合が多く工夫が必要。背丈があるので積めないが引越しの際トラックに余裕があれば積んでもらえる。ただし葉っぱなどは折れたりするケースはあると思う。

引越し業者による観葉植物の引越し

引越し業者にお願いするものは、できる限り葉が折れたり邪魔になったりしないように縛った。モンステラみたいな葉が広がるものも縛り上げたほうがいいだろう。あまり大きく無いものはそのまま運ばず2つの段ボールを組み合わせて一瞬で大きい段ボールを作り出して段ボール梱包にしてくれた。さすがプロ、、めちゃくちゃ手際が良かった。

自分で行う観葉植物の鉢植えの引越し

ダイハツ ハイゼットカーゴ、軽箱バンをニコニコレンタカーで借りた
ダイハツ ハイゼットカーゴ、軽箱バンをニコニコレンタカーで借りた

鉢植えの引越しは大仕事。1.5mを超える鉢植えの場合は、軽トラックなどではない限り倒さないと運搬できないだろう。ただ素人が露出させて走るのはリスクが高いとおもったので、倒して運搬することにした。レンタカーの予約・検索は楽天トラベルで行うと軽箱バンやトラックなどを横断的に検索できるので便利(ハイゼットカーゴは結局ニコニコレンタカーで探しました)

用土がこぼれないように大きいゴミ袋で鉢を包んで縛って倒すできる限り枝などが折れないように枝も紐などで縛るとよいです。大きいゴミ袋で包むと用土がこぼれるが車内を汚すことはない。ただ枯れ葉は落ちるので返却する際に掃き掃除と簡単な掃除機かけを行った。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。