ペラルゴニウム・パキポディウム(Pelargonium sp. cf. pachypodium)の育て方、栽培記録、実生記録の紹介。
ずっと実生して見たかったペラルゴニウム・パキポディウム、田舎センセイ産の種子が購入出来たのでチャレンジです。
水とメネデールとベンレートを入れたものに種子を漬け込み播種の準備をします。今回、種子の漬け込みに使うペーパーは写真のお茶パック!キッチンペーパーやコーヒーフィルターなどなんでも良いと思いますがこれをハサミで切って使用して見たところ、中身が透けて見やすい点や、漬け込む際に空気の抜けが良いので以外と良いかもです。
1日漬け込み袋に入れて、冷蔵庫にて低温湿潤処理で発芽を待ちます。ちなみに隣は今年の春に採取したオトンナ・ウリンクリアナです、どちらも発芽して欲しい。
冷蔵庫にて低温湿潤処理から1週間で発芽を確認しました。成績は5/5 ! 100%の発芽率でした。
発芽した種子を土での管理に切り替えます。乾燥防止の為にラップをかけて見守ります。 室温26℃ 湿度67%。
低温湿潤処理でスイッチを入れて1日でかなり動きますね、全て順調そうです。
順調に双葉が展開しました、本葉が出るまでは気が抜けないので引き続き慎重に管理を行います。
播種から8日。本葉が展開し始めました、株元も膨らみ始めて可愛いです。1株は⭐️になりました、成長過程で多少落ちるのは仕方ないですね。 室温22.7℃ 湿度55%
本葉も数枚展開した所でそろそろ安定して来た感じです、ペラルゴニウムの花は良い香りがするので、この種も期待したい所です。 室温25.7℃ 湿度55%。塊根部分がとても可愛らしく流通量の少ない品種なので、実生で増やすのもとても面白いと思います。 種子の販売を見かけたら是非チャレンジして頂きたいです。
良い成長を感じます、塊根部も膨らんで来ました。まだ腰水ですがまたに腰水に微分ハイポを加えてます。
播種から約50日。かなり葉も茂ってきたので、置肥をあたえました。塊根もこんな感じに膨れてカワイイです。