Gnvtntpというブランド?メーカーのシルクPLAフィラメントを利用してみました。設定を詰めきれていないですが結果としては自分には扱えないフィラメントでした。
Gnvtntp シルクPLAフィラメントのレビュー
Gnvtntpという聞き慣れないメーカーで公式サイトもなさそう。Aliexpressにも取り扱いがないので日本向けのOEM商品を卸しているメーカーだろう。
精度は1.75±0.02mm、ゴールド・シルバー・コッパー・ブロンズという各250gの合計4色1KGのフィラメント。お値段2,899円という安すぎる値段です。Amazon.co.jpで取り扱いあり。
Gnvtntp シルクPLAフィラメントの推奨設定
- Nozzle temperature:200-220℃
- 上記以外の指定なし、公式HPもなし
テスト印刷設定
- Nozzle temperature:220℃
- Build plate temperature(bed):50℃
- Printing speed:1st 20mm/s 60mm/s
- 他Cura系スライサーのPLA標準設定
ほんと昭和歌謡のようなタイトルのシールが貼られています。3Dプリント用のメーカーもちゃんとしたところが増えている中、The中華フィラメント感がして少し不安にはなります。
フィラメントを3Dプリンタにセットしている際に撮影したのですが、温度は220度ですがどうも流れが悪い。ダマになるというか。吸湿している感じではないのですが不明です。ノズルは0.4mmのルビーノズルを利用しています。
Gnvtntp シルクPLAフィラメント 3DBenchy
かっこいいボートができました!!温度は220度ですが途中まで問題なかったのですが多分リトラクトが多く発生する、もしくはノズルの空中移動があるところでの活着が悪いのか失敗しました。
色はゴールドですがなかなか良い色ですね。
それほど印刷難易度は高くないですがややノズルの動きが多い複雑な形状のプロダクトですが、最後まで印刷できたものの途中の複雑なテクスチャからレイヤーの接合がなくなってエアフィルターみたいな感じになってます(力を少し入れると分断できると思います)
今回は時間がかかりそうなのと自分の力量では結果うまく印刷できるイメージが沸かなかったので設定の追い込みはせずにそっと乾燥剤入のタッパーに戻しましたが、もし試すのであれば下記の3点を試したいと思いました。
- 温度を230度で試す(もしくは200度)
- 流量を増やす
- ノズル径を太いものに交換する(真鍮ノズル0.4mmで試す)
なかなか綺麗なゴールドで積層痕もやや目立ちにくいので綺麗に印刷できると金色パーツ制作のときに役立ちそうではあります。他の色は今回試していません。
追記)10時間55度で乾燥させてみましたが、自分の環境ではだめでした!!!