挿し木で育つ植物は多くありますが、ユーフォルビア・フランコイシー(Euphorbia francoisii)の挿し木苗を頂いたので塊根ができるかどうかの実験を兼ねて栽培してみました。結論としてはできました。
ユーフォルビア・フランコイシーについて
フランコイシーとされる種類はほとんどが交雑していたり意図的に交配されたものになると思いますが、様々な葉の模様や形があり、またコンパクトに育つ塊根植物でとても魅力的な植物だと思います。タイなどでは多く交配された株が生産されているようです。
ユーフォルビア・フランコイシーについては下記の記事も参照ください!
ユーフォルビア・フランコイシーの挿し木苗、栽培記録
2020年の春に発根済みのユーフォルビア・フランコイシーの挿し木苗をいただきました。全体的には元気そうでそのまま用土に植えました。
このユーフォルビア・フランコイシーの葉の模様と形。葉脈がややはっきりして少し幅が広めの特徴があります。
前回植え替えから約2年。掘り上げてみましたがユーフォルビア・フランコイシーの挿し木苗に立派な塊根ができていました。実生の自根とはちょっと違った塊根の付き方ですがこれはこれでなかなか見栄えが良いですね。
塊根部分の拡大です。交配などを考えると挿し木で増やせるのはトレードしたり交配するために種を付けるという意味でもポジティブだと思いますが、塊根ができると更に栽培する楽しみが増えると思います。
塊根が確認できたので塊根部分は埋める感じに植え付けました。ユーフォルビア・フランコイシーを自分はあまり植え替えしないのですが、数年後が楽しみです。