3Dプリント受皿「3studs saucer 02 Size-M(データDL版)」を作ってみた

3Dプリントのソーサーを作られているR3 LABOさんが、販売しているソーサーのデータが販売されていましたので購入して実際に作ってみました!

R3 LABOさんの紹介

今回購入した「3studs saucer 02 Size-M(データDL版)」
今回購入した「3studs saucer 02 Size-M(データDL版)」

3Dプリント製の受皿を販売されています(公式サイトはこちら)。スタッズデザインで鉢皿に水が溜まったさいに鉢底につかないような工夫がされてます。2021年後半からWEBや東急ハンズ渋谷店で販売されています。

データを販売していただけるのは嬉しいですね!3Dプリンタがあればモデリングができなくともものが作れるので。下記は過去にダウンロード販売されたデータで作ったGRIDPOTの紹介です、ご参考までに

早速「3studs saucer 02 Size-M」を作ってみる

PrusaSlicerで印刷データを作ってみました。気になるところが2点。1点目は底面が平らではなくて枠に0.2mm程度の枠があるようです。ここは印刷が難しそう。ブリッジになってしまいます。(問い合わせしてみましたがベッド次第ではうまく印刷できるようです)

2点目は中が複雑かつオーバーハングが発生するデザインになっています。構造的にはサポートを付けても取り除くのが難しそうなのでサポートなし印刷になるとおもいますが、設定や3Dプリンタの性能によっては印刷が難しいかもしれません。ハードウェア的には冷却性能が低いと厳しいかもしれません。印刷設定はやや速度を落としたほうが綺麗になりそうです。

PLA、初期レイヤー215度、それ以降210度、ベッド60度、印刷速度50mm/s、積層ピッチ0.2mmで設定してみました。

「3studs saucer 02 Size-M」なかなかうまく印刷できた気がします。製造過程を見ているとなかなか複雑な動き!

気になる点の1点目の底面は枠部分は問題なく印刷できましたが、底面全体としてはベッドにくっつかず空中印刷になってしまっていました。ただ2層目からは綺麗に印刷できたので穴が空いていて水が漏れるということはなさそうですが、3Dプリンタによっては引っかかってしまってミスプリントになってしまいそうな印刷でした。

気になる点の2点目の複雑な内部構造とオーバーハングですが綺麗に印刷できていました!

やはり販売されているプロダクトを手元で作れるって楽しいですね。またこれをちゃんと作って販売しているR3 LABOさんはすごいと思いました。

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この記事を書いた人

SSN

3Dプリンタ鉢の企画、販売。植物販売など