SSN鉢用のダミー用土を作ってみました。
制作背景
自分もそうですが、SSN鉢に植物フィギュアを置いたり、SSN鉢にペンやラベルを差したりして使ってくださる方が一定いるのですが、フィギュアを置く場合にちょうどハマればよいですが、ハマらない場合は土台が必要なので、土台としてのダミー用土を作りました。
ワークフロー
SSN鉢の内側にすっぽりと入るようなモデルを作成しました。鉢の縁とツライチにするかウォータースペースを作るか迷いましたが、小物をおいたり球状のものをおいたりする際にあったほうが良いと思い若干のウォータースペースを作りました。実際スペーサーで見えない部分なのですっぽり入る必要はないですがせっかく自分が作るSSN鉢用のパーツなので合わせました。なおピッタリだと入らないと思います。はめ込み系のパーツは0.2mm前後のクリアランスを取るとうまくハマると思うので試してみてください。
インフィルを露出させる方法は、3Dデータを印刷データに変換するスライサーで行います。ほとんどのスライサーで同様のことができると思います。top layerとbottom layerを0にしてインフィルを露出させます。インフィルは用土っぽさは何かと考えたときにジャイロイドにしました。インフィルの密度で見栄えをコントロールできます。細かいほうが用土っぽさは出るかと思います。この写真は15%です。ジャイロイド以外だと3D系のインフィルが良いかと思います。
プロダクトと使用例
写真はSSN鉢の60mmサイズですが、60mmに合うサイズで制作しました。他のサイズも容易に作成できます。
良い感じのSSN鉢の台ができました。
先日購入したウィンゾリーをモチーフとした植物フィギュアを置いてみました。鉢に植わっている感じもしてとても良いです。