iSANMATEから販売されているwoodチップ20%配合のwoodフィラメントのレビュー
iSANMATE PLA+ woodフィラメント レビュー
iSANMATEは以前から色々なタイプのフィラメントを製造しており多分自社製造をしているのではないかという感じ。品質は概ね良いイメージです。
woodフィラメントについては公式ブログでも詳細説明していたりもします。購入はAmazon.co.jpにて。
iSANMATE PLA+ woodフィラメントの特徴
木粉やコルクが配合されているフィラメント。木質素材を配合することによって剛性や反りやすさが低減されるとのこと。また耐候性も増えると記載あり。木質調のフィラメントはあるが実際に木粉が含まれているフィラメント。確かに印刷するとほのかに木の焼ける匂いがします。
フィラメントの巻きは綺麗系ではない。
iSANMATE PLA+ woodフィラメントの推奨環境
- ノズル温度:190-225度
- ノズル温度:公式サイトでは200度推奨
- ベッド温度:50度(公式サイトより)
- 印刷速度:60mm/s
テスト印刷設定
- ノズル温度:215度
- ベッド温度:60度
- 印刷設定:50mm/s
- ノズル:0.6mm
プリンタはPrusa MK3Sで、ノズルは0.6mmのルビーノズルを使用しました。
iSANMATE PLA+ woodフィラメント 3DBency
糸引きなどは少なめ。ただ若干ノズルにまとわりつく感じはしますが印刷しにくさは感じない。印刷中は若干木が焼けた匂いがします。質感としてはマットな仕上がりで少しザラザラした感じになります。積層が木目!みたいな感じにはなりませんでした。
iSANMATEのwoodフィラメントはEbony、White pine、Sandal wood、Yellow pear、Red woodの5色展開のようで、これは表記がありませんでしたが多分Yellow pear。ある程度深みのある色もあるので案外木の性質を無視しても落ち着いた感じの質感でよいかもしれません。
普段作っている植木鉢、SSN鉢も印刷してみました。結構綺麗に印刷できています。3DBencyの際にまとわりつく感じというのがありましたが若干部分的にダマになる箇所が発生していました。爪で取れる程度。ステインなどで塗装すると良い雰囲気になりそうです。また植木鉢の場合は直射日光や水やりなどがあり、シミなどができるかもしれずそういった劣化も味になる可能性も。試してみたいと思います。