多肉植物を枯らさない為のTIPSと枯れた考察まとめ

植物を育てていて枯らしてしまうとやっぱり悲しい。また枯らしてしまうと自分の責任だと思ってしまうし、人によっては植物を育てたり、新しい植物を迎え入れたりする気持ちがなくなってしまったりする。自分も多くの植物を枯らしてしまったが、気をつけるポイントを押さえると植物の枯れる率が改善すると思う。植物を枯らさない方法をまとめました。

枯れてしまったら仕方がない、という気持ち

植物を育てている以上、地面に植えてある植物を鉢に植えている時点で不自然であるし、観葉植物や多肉植物の大半は日本以外原生の植物である。環境に適応できないものもいるし、病気によって突然枯れてしまうものもある。プロが育てても枯れることはあるので、後悔などはやめて、振り返りをした新しい出会いを探しましょう!

枯れる主な要因

多肉植物が枯れる多くの理由は「水やり」の仕方の場合が多い。次に温度、病気による影響。また植え替えによる弱体化なども要因になる。用土に関しては水はけが良い土壌であれば比較的なんでも良いと思っている。意識することで死亡率を低くすることができる。

  • 水やりのコツ
  • 温度管理
  • 病気対策

上記3つについて記載する。

水やりのコツ

多肉植物が枯れる要因として「水やりのしすぎ」がある。夏でも1週間以上水をあげなくても全く大丈夫な種類が多い。葉っぱが生えている種類は水涸れがわかりやすいし、水が好きな種類は水をあげないと表面が縮れてきたりわかりやすい。球体のものなどはわかりにくいがそういった種類は水涸れに強い場合が多い。

また多肉植物には成長期というのがあり例えば冬型の植物(冬に成長する=夏に成長しない)の場合、夏に水を与えると高温多湿で一発アウトになるケースも有る。植物を眺めていると「植物に話しかけているのか?」とバカにされることがあるが、きちんと植物の状態を見て水を与えるのが良い。

なかなか見極めるのが難しいが少なくとも表土が湿っている状態での水やりは不要。なので表土の状態がわかりやすいように本当は化粧砂などは敷かないほうが表土の状態がわかって良い。水を与える時はたっぷりと与えるようにする。

水涸れによって枯れる植物よりも水の与えすぎやタイミングによって枯れる植物のほうが多いと思うので意識的に注意したい。また真夏の水やりはできれば日が当たり終わってから、できれば気温が下がってからのほうがよい。

植物の状態を見て判断ではあるが、外に置いている場合は大体夏は1週間に1回か2回。冬は取り込み月に1回位が目安。春秋はその中間。年中室内に置いている場合は風もなく成長も外の環境より遅い場合が多いので、外で管理よりもかなり少なめになるだろう。

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温度管理

多肉植物は日本原産でないものがほとんどで大抵の場合は温かい地域の植物であることが多い。一部高山に生えている植物があるが、概ね日本の環境は非常に厳しい。首都圏でも冬は0度を切る事はあるし雪も降るし夏は40度近くなりさらに湿度が高い。海外よりも植物にとっては過酷な環境であることが多い。

0度以下に耐えるような多肉植物は稀なので、0度を切らないように管理したほうがよい。寒さに弱い植物に関しては概ね5度以下にならないようにしたい。冬に休眠する植物は成長も止まるので室内にいれてしまってもよい。夏も40度を超える日が続く場合は様子をみて室内に取り込んでもよい。

ユーフォルビアは球体のものは寒さに強いが概ね寒さに弱い種類が多い。5度を切ったら室内に取り込むようにしたい。アガベは種類により氷点下でも問題ないものもいるが0度を切るようにしないようにしたい。サボテンも案外水を切っていれば寒さに強いがそれでも5度を切ったら室内に取り込むようにしたい。自分の場合は海に近い関東で比較的温かいが11月23日の勤労感謝の日を目安に一部の植物の取り込みを行う

早めに取り込めばリスクを回避できる。デメリットは成長観点で場合によっては日照や風通しで徒長してしまったり水やりがしにくくなるが10度も切る頃には成長も旺盛ではないのでリスクと鑑みながら取り込みを行いたい。

病気対策

よく発生するのがハダニ。赤い虫みたいのだったり白い虫みたいのだったり大きさも様々だし毛に覆われていたりもする。ハダニを見つけたら爪楊枝などで除去することと、植物に上から水をかけてあげることで防げるが、オルトラン粒状などを土に混ぜ込むのが効く。ハダニを放置すると葉や表面から養分を吸われその部分が変色したり株自体が弱ったり、葉が落ちてしまったりする。また黒くなるすす病を誘発するので早めに対処したい。

炭そ病やその他の病気に関しては、殺菌剤の散布と対処が必要だが、ハダニに比べると対処が難しくなる。株が弱らないようにまたそういった症状の植物が出た時は水や空気で感染してしまう可能性があるので隔離。処分が可能ならば処分したほうがよいが、個体で愛着を持っている場合があるので、殺菌剤散布などで症状を抑えたり対策をしたい。できる限り株を元気な状態にしておきたい。

枯れてしまったら振り返ろう

枯れてしまったらなぜ枯れてしまったか、自分なりに考えて再発防止を努めたい。自分の場合はほとんどが水やりによる原因が多い。ハダニは処分、オルトラン粒状で対応している。菌による病気には対処が難しい場合が多く困っている、、

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この記事を書いた人

だいたいちょっきん

都内で南西ベランダで植物を育てています。