アガベ・モンタナ(Agave montana)の原産地・生育環境リファレンス
メキシコ・ヌエボレオン州に分布するアガベ・モンタナ(Agave montana)について、原産地、分布、生育環境を整理したページです。名前の通り山地性の文脈で見るべきアガベで、北東メキシコの乾燥地アガベとは少し読み方が変わります。
アガベ・モンタナとは
POWO では Agave montana を accepted name とし、生育型を succulent perennial、biome を temperate biome としています。アガベというと乾燥低木林や砂漠的なイメージで一括りにされがちですが、本種はヌエボレオン州の山地性アガベとして見るほうが安全です。
IPNI のタイプ情報では、ヌエボレオン州 Rayones 周辺、標高 3300m の記録が示されています。園芸上は耐寒性や締まったロゼットが話題になりやすいですが、出典上も高標高の前提を持つ種として扱えます。
原産地と分布
POWO の native range は Mexico (Nuevo León) です。分布は広いメキシコ全域ではなく、北東メキシコ内でもかなり絞られます。
既存の mexico-northeast-arid は北東メキシコの半乾燥域を読むためのキーですが、Agave montana は POWO 上で temperate biome とされるため、今回は気候キーを無理に当てていません。ここで大事なのは、北東メキシコという国・地域だけで乾燥地扱いに寄せすぎないことです。
生育環境の特徴
- メキシコ・ヌエボレオン州原産
- 高標高の山地性アガベ
- POWO の biome は temperate biome
- 強光だけでなく寒暖差や通気も文脈に入る
- 北東メキシコ乾燥域のアガベと比較すると理解しやすい
日本で見る場合は、単に水を切る乾燥地植物としてではなく、暑い時期の蒸れ、冬の冷えと濡れ、光量不足によるロゼットの緩みを観察したい種類です。
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