アロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)の育て方、栽培記録

マダガスカル原産の小型アロエ「アロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)」の育て方、栽培記録の紹介です。

アロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)について

マダガスカル原産で非常にコンパクトなアロエ。白い斑点模様が綺麗です。花も小ぶりでオレンジ色の綺麗な花を咲かせてくれます。育て方は普通のハイブリッド系のアロエなどと同じ感じです。成長は遅めだと思います。

アロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)の栽培記録

2022年6月18日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii) 植木鉢:SSN鉢 SSN12 75mm
2022年6月18日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii) 植木鉢:SSN鉢 SSN12 75mm

植木鉢は入口径75mmの植木鉢です。このアロエ・ディスコイングシーの直径は約60mm程度。もう少しサイズが大きくなるとは思いますがこのくらいのサイズでまとまってくれそうです。育て方自体はハイブリッド系のアロエと同じ感じの管理で大丈夫そうです。若干遮光してあげたほうが葉っぱは綺麗な状態で育つと思う。

2022年8月19日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)の花
2022年8月19日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)の花

アロエの花は、やや長い花びらの場合が多いのですが、丸みを帯びて薄いオレンジ色の小さく綺麗な花を咲かせる。交配として使いたかったのですがこのときは良い相手がいなくて見送りとなってしまいました。

花も綺麗で、75mm程度の鉢に収まる詰まった感じのコンパクトアロエ。お気に入りの一つです。

2023年4月11日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)
2023年4月11日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)

違う株ですが、アロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)に関しては流通している株で顔つきが違う株が多くあります。自然交雑なのか、地域差なのかわかりませんが、この株のほうが図鑑や標本であるアロエ・ディスコイングシーに似ているようにも思えます。開花しそうで花の色や形などでもなにかわかるかもしれません。開花したら撮影してみようと思います。

2024年5月20日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)
2024年5月20日に撮影したアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)

このページで紹介しているアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)の2株が同時に開花したので、受粉作業をしてみたところ、双方の株で結実してくれました。若干タイプが違うようにはみえますが、種子からアロエ・ディスコイングシー(Aloe descoingsii)を育ててみたいので種子に期待です。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。