アガベ・吉祥冠錦の育て方、栽培記録

色々な斑の入り方をする美しく比較的コンパクトなアガベ、アガベ・吉祥冠(アガベ・ポタトルム ‘吉祥冠錦’)の育て方や栽培記録などの紹介。

アガベ・吉祥冠錦の栽培記録

2015年11月11日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2015年11月11日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

アガベ・吉祥冠錦(アガベ・ポタトルム ‘吉祥冠錦’ /Agave potatorum ‘kishokan’)の子株の様子。様々なタイプがあるが自分が育てているの中ではやや厚めの覆輪(外側の斑入り)で鋸歯の赤みが強いタイプ。根が活着しておらず水を吸えていない様子。

2016年10月29日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2016年10月29日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

アガベ・吉祥冠錦というより、アガベ全般であるが根が張っていないと下の葉が枯れる傾向にあるようだ。また植え替え直後なども下の葉が枯れやすい。夏が過ぎて成長をしてくれている。

2018年3月10日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2018年3月10日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

2017年の冬を越冬したアガベ・吉祥冠錦。冬の間は殆ど断水だが、小さいアガベの苗は温かい場合は若干成長をするので水枯れしないように月に1回程度温かい日に水を与える。またアガベの中では若干寒さに弱いように思える。

斑が多く入った子株が出てきている。

2018年6月17日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2018年6月17日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

置き場所の問題で大体午前中の7時過ぎ〜10時過ぎに日が当たる場所で栽培した結果、徒長気味に育ってしまった。特にアガベ・ポタトルムは日照不足になるとだらしなく葉が伸びてしまう。

2019年5月18日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2019年5月18日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

子株が大きくなった。ほとんどが斑の状態のため切り離したらうまく育たないのではないかと思う。アガベ・吉祥冠錦は2017-18年シーズンに置き場所が悪く徒長させてしまったので、置き場所を変えて朝の午前6時〜10時半くらいまで日が当たる場所に置いてある。

それでも若干徒長気味の見栄えで、締まった株ではない。東向きのベランダでは大体午前中の11時くらいで日陰になってしまうのでこれ以上の日当たりは確保できないがもう少し当ててあげたい。

2020年6月28日に撮影したアガベ・吉祥冠錦
2020年6月28日に撮影したアガベ・吉祥冠錦

2019年の10月より置き場所を変更し、大体午後1時〜午後6時くらいまで日が当たる場所に置いてある。だいぶ詰まった株になった。アガベ・吉祥冠錦(アガベ・ポタトルム系)はやはりお昼前後、4時間以上の日照が必要なのではないかと思う。午前中であれば正午過ぎくらい、午後であれば正午くらいからの日照が必要そうだ。

なお2015年から1度も植え替えを実施していない。そろそろ限界だろうと思われる。子株も複数でてきていてどうしようか悩ましいところ。2年に1回くらい隙間からマグァンプKを入れたりしている。

3号ミニ蘭鉢にいれているので3号のロングポットにそのまま植え替えが良いのではないかと思っているのだが…

2021年1月24日に撮影したアガベ・吉祥冠を3Dデータにしてみました。割と複雑なので綺麗にはできなかったですが3Dビューは伝わりやすくて良いなと思います。(撮影テクニックを磨きたい)、秋口からやや断水気味、そして用土に水を与えるのが難しいくらい詰まってきて若干水枯れになっていたので室内で腰水にて管理してみることにしました。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。