image to 3DのCMS AIという生成AIを使ってみた

2023年はそれまで「WEB3.0」とか「仮想通貨」的なワードが賑わっていたが一気に生成AIがさらっていった年だった。まさに生成AI元年。色々と新しい技術に触れてみたいと思い、image to 3DのCMS AIというサービスで実際に3Dプリントしてみました。

ダイジェスト

半年前くらいから3D化するAIは存在していたのですが、進化の速度が早く試しにCMS AIというものを利用してみました。2度目ですが本当に進化の速度は早いのですぐにメジャーなサービスも切り替わってゆくのではないかと思います。

以前生成AIで作成した陶器鉢を3D化して3Dプリントしてみました。

ちなみに少し早まったのですが、CMS AIでは4ステップで3Dデータ化するのですが、Refine model後は今回利用したデータよりも繊細なモデルになっていました。

ただこの表現はテクスチャで表現しているものがおおくメッシュとしては荒い感じにはなっていました。3DCGの映像の中の植木鉢であれば十分かもしれません。

ダウンロードすると.obj形式になっており、blenderなどで展開するとそのままデータを持っていくことができますが、メッシュを3Dプリント用のSlicerで読み込むとそこまで解像感があるわけではないです。

料金プランを確認すると、無料プランだと”Beseline 3D model quality”で、有料プランだと”Pro 3D Model Quality”になっているので有料プランだともう少し再現性が高い可能性はあります。

まとめ

実際は印刷に耐えうるかというと全く耐えないし、3Dデータを作ってそこから人間が手直しするというよりも人間がはじめからデータを作ったほうが早くて綺麗だと思うのですが、1-2年もしたら少なくとも3Dプリントまでに耐えられるかどうかはわからないですが3DCGのなかの背景程度であれば全く問題ないレベルまでは行けるのではないかと思いました。

生成AIの向き合い方については、生成AIの利用をするかしないか、オープンにするかしないかなどはありますが、いずれにしろ流れはありビジネスでは活用する必要になったときにリテラシーがないと競合企業などに負けてしまうことになるので触る機会があれば触って置くのが良いと思います。逆に個人であれば生活が豊かになると思えば利用すれば良いと思いますが今のところは気にする必要はない気がします。ITに触れていれば勝手に裏側はAI担っていたりするだけなので。

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この記事を書いた人

yurupu

ゆるぷの管理人。会社員(東京)植物栽培歴は20年。栽培環境は東向きベランダ→南西向ベランダ。400鉢くらいを管理。最近はマイナーな灌木とユーフォルビアの普及種が好きです。日本ブロメリア協会(BSJ)、国際多肉植物協会(I.S.I.J.)会員。